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校長室だより

みのりスポーツフェスティバル
スローガンと校長講評

平成27年9月12日 校長 日伸哉

<実行委員のスローガン発表>

今日は、私たちが心待ちにしていた「みのりスポーツフェスティバル」です。
 今年のスローガンは「仲間とともに勝利を 〜586輪の心の花を咲かせよう〜」です。どの競技も、仲間と力を合わせなければ、勝利の黄金旗をつかむことはできません。一人一人が、100パーセントの力を出し切ったとき、全校生586人の心の花が大きく咲きほこることでしょう。

6月、みのり班で初めて長なわとびをしてみました。なわに入るのをこわがる1年生に、私たちは、なかなか声をかけられませんでした。でも、2回、3回と練習を重ねるごとに、「こうやってとぶといいんだよ。」「だいじょうぶ、だいじょうぶ。」などという声が聞こえてくるようになりました。それぞれのみのり班のきずなは確実に強くなってきていると感じます。
 5・6年生は、今年、30人31脚に取り組みました。練習をしながら、「となりの人のことを考えて走ること」「全員の心を合わせること」の大切さに気づきました。このことは、30人31脚だけでなく、ほかの学年の種目でもきっと同じことが言えるはずです。

さあ、みなさん!いよいよ、練習の成果を発揮するときです。
 みのり班、そして、組系のきずなを感じながら競技に取り組み、色とりどりの心の花を、この附属小学校のグラウンドいっぱいに咲かせましょう!

               実行委員代表  6年 橋本和花・濱中舞雪

心配された雨雲も、みなさんの元気な姿に圧倒され、こんなにすばらしい青空になりました。そして、たくさんのドラマが生まれました。今、ここに集う、一人ひとりの心の中に、思い出を残し、今年の「みのりスポーツフェスティバル」がおわろうとしています。

実行委員を中心に、一人ひとりが役割を持ち、みのりの「仲間と共に勝利を」求めて開幕したスポーツフェスティバル。スローガンの通り、みのり班員の心が一つになって、たくさんの「心の花」を咲かせてくれましたね。心から、大きな拍手をおくります。今年は、足並みそろえてレッツゴー!(30人31脚)やダブルダッチなどの新しい種目にも挑戦しました。「仲間やチーム」での協働体験は、21世紀を生き抜いていく「みなさん」にとって、必ずや生きて働く力となることでしょう。

赤組のみなさん、三連覇優勝おめでとう。三連覇は、なかなかできるものではありません。黄組や青組というよきライバルがいたからこそ、すばらしい力が発揮できたのだと思います。

黄組のみなさん、敢闘賞おめでとう。「チーターのように全力で早くかけぬけろ!」を合い言葉に全力を尽くし、粘り強く頑張り、そして、最後の縄跳びで力を合わせて勝ち取った黄金ののぼり、心を打たれました。くやしさはバネになります。

「青色にぬりかえろ!青組革命」、青く燃える闘志で全力をつくした青組のみなさん、準優勝おめでとう。心の底からわき上がる「改革」の闘志を力強い動きにかえ、本物の青組魂を見せてくれました。

時間が少しずつ流れています。時がゆくのを、さびしく思います。6年生ゆず学年にとっては、最後の「みのりスポーツフェスティバル」になりました。今日、共に頑張った仲間とは、もう二度とこの場所で「スポーツフェスティバル」をすることはないでしょう。
 熱のこもったあの応援、そして、縁の下の力持ちとしての会場整備や準備などなど、6年ゆず学年のみなさん、よく、みんなをリードしてくれました。今日の成功は,ゆず学年一人ひとりの努力と涙の結晶です。そして,ゆず学年のリードにしっかりついて、力を出しきった5年生から1年生までのみなさん,ほんとうによく頑張りました。みなさんの真剣な表情と純粋な心に、「勇気と元気」をもらうことができました。心から、ありがとう。
 この経験を大きな自信にして,よりよい班づくりをめざして,努力していきましょう。

最後に、温かいご声援を送って下さったご来賓の皆様、保護者の皆様、そして、おじいちゃん、おばあちゃん、地域の方々に心から感謝を申し上げ、講評といたします。