写真
みのりっこ学びのすがた
1年生
ゆずりはフェスティバル
2月3日と2月5日にゆずりはフェスティバルを行いました。
ゆずりは学年は、インフルエンザの流行で学級閉鎖をしたために、予定していた1月26日にフェスティバルを行うことができず、 3日に附属小のお兄さん・お姉さんへ、
5日におうちの方へ発表をしました。
子どもたちは、本番が2回あることに驚いていましたが、
どちらの発表にも全力で取り組んでいました。
 ゆずりはフェスティバルでは、
「99人 ひとりひとりが きらきら! おきゃくさま みんなが にこにこ!」
「ゆずりは学ねん みんなの力を あわせて フェスティバルを せいこうさせよう!」
をスローガンに、『ミュージカル「ながぐつをはいたねこ」』に取り組みました。

 本番前の子どもたちです。
体育館にお客さんがたくさん入ってきたのを見て緊張していましたが、みのり班の子を見つけると、 「みのり班のお姉さんがいた!」とたちまち笑顔になっていました。 自分が頑張るところを見てほしいという気持ちが伝わってきました。

 <開演のごいさつ>
 はじめのあいさつをする子どもたちが、おうちの人と作ったかわいらしい衣装を着て、ステージに上りました。子どもたちは、「私たちのきらきらで、お客さまみんなをにこにこにします!」と、『ミュージカル「ながぐつをはいたねこ」』の歌やダンス、演技を頑張る気持ちをお客さまに伝えました。

 <1の場面>
 お父さんが亡くなり、財産を分けてもらった末っ子のピエールですが、ダニエル兄さんとレイモン兄さんからねこしかもらうことができませんでした。しかし、このねこはとても頼りになる長靴をはいたねこペロだったのです。「ご心配なく。ご主人様!」の言葉からペロの自信が伝わってきます。さて、ペロは何を考えているのでしょうか…。

 <2の場面>
2の場面は、かわいいうさぎさんたちのダンスから始まりました。「うさぎのサンバ」をノリノリで歌いながら踊っています。振り付けは自分たちで決めて練習してきました。息がぴったり合ったにこにこのダンスです。ちなみに、「うさぎがサンバ」は、音楽の時間に勉強した「すずめがサンバ」の替え歌です。

 うさぎさんたちが、大好きなにんじんを見つけて集まってきました。しかし、それはペロがしかけたわなだったのです。こわがるうさぎさんたちに、ペロは、「こしょこしょ、こしょこしょ。」と内緒話。それを聞いたうさぎたちは、「どうぞつれていってください!」とぴょんぴょんたのしそうに跳ねながらペロについていきました。

 <3の場面>
 ペロはお城に行って王様とお姫様に、大好きなうさぎをプレゼントました。そして、「私は、勇敢でたくましい、カラバ公爵の使いの者です。」と伝えます。実は、カラバ公爵はピエールのこと。ペロは、「僕の作戦上手くいきそうだぞ!」と言っています。何か考えがあるようですが…。

 <4の場面>
 ペロはピエールに川で水浴びをしようと誘います。その川を王様とお姫様が通りかかります。これはペロの作戦。そして、ペロは王様に、「カラバ公爵が溺れています!」と伝え、ピエールは王様に会えたばかりか、立派な服までもらってしまいます。ピエールが王子様のように変身して、「カラバ公爵」になりきってしまうのです。

 <5の場面>
 王様とお姫様が乗った馬車が、ある村を通りかかりました。王様が、「この畑はだれ誰のものだ?」と尋ねると、村人は口を揃えて、「カラバ公爵様のものでございます!」と答えました。これもペロの作戦の一つ。王様はどんどんカラバ公爵がすごい人であると信じていきます。そして、「カラバ公爵なら、魔王ルシファを倒すことができるかもしれない」と確信します。

 <幕間>
全員でダンス「ネコニャンニャンニャン イヌワンワンワン カエルもアヒルもガーガーガー」(通称:ネコニャンダンス)を踊りました。毎日踊ってきたので、息ぴったり、笑顔たっぷりのダンスでした。

 ペロとピエールは、とうとう魔王ルシファのお城に到着しました。
 そして、ルシファに変身してほしいとたのみます。ルシファは、「かんたん。かんたん。」と次々変身していきます。

 <6の場面>
にょろにょろのへびに変身したり、

 ラグビー日本代表の五郎丸選手に
変身したりして、

 最後はねずみに変身しました。その時を見逃さなかったペロとピエールはついにルシファを退治して大喜びです。
そして、王様とお姫様に、「たった今、ルシファを退治しました。」と伝えます。それには王様も大喜びでした。

 こうして、魔王ルシファがいなくなった大きなお城で、お祝いしました。お祝いの歌は、「ながぐつをはいたねこ」です。歌の最後、「旅に出よう」の歌詞で、子どもたちの後ろにきれいな虹の空が広がりました。

 最後に、今日見てくださったお客さまに、お礼の気持ちをこめて「にじ」(新沢としひこ 作詞、中川ひろたか作曲)を歌いました。 99人のゆずりは学年一人ひとりがきらきら輝き、お客さまみんながにこにこになるすてきなゆずりはフェスティバルになりました。 子どもたちは、みんなで力を合わせて努力する心地よさを感じていたと思います。