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ホーム > お知らせ:お知らせ > 【開催報告0829】平成29年度山形大学障害学生支援FD研修会(筑波技術大学との共催)
掲載日:2017.09.05
山形大学障がい学生支援センターでは、8月29日(火)に、筑波技術大学との共催で、
「平成29年度山形大学障害学生支援FD研修会」を実施いたしました。
学内だけでなく、県内外の障害学生支援に興味・関心をお持ちの大学関係者の皆様にもご参加いただきました。
今回の研修会は、「大学における障害学生支援―聴覚・視覚障害学生の事例に学ぶ―」というテーマとし、
共催校である筑波技術大学がこれまで蓄積してきた指導・支援ノウハウを学び、参加者それぞれのお立場で今後の障害学生の教育・支援に役立てていただくことを目的としました。
まず、安田弘法 山形大学理事・副学長より開催の挨拶を賜り、続いて、有海順子氏から山形大学における障害学生支援体制に関する説明がなされました。
その後、石原保志 筑波技術大学副学長から、障害学生支援の学内連携の重要性や聴覚・視覚障害学生に対する情報保障についてお話しがありました。
後半は、2グループにわかれ、聴覚障害、視覚障害それぞれの疑似体験を行い、困難さを実感・理解した上で、どう教育・支援するかを学ぶワークショップを行いました。
参加者の皆さんからは、
「困難さを疑似体験でき、気づくことが多かった」
「講師からの『情報の取捨選択は学生がするものであり、できるだけ情報を与えることが重要」という言葉が印象的だった」
「今後の対応に少しでも役立てていきたい」
「支援学生に頼るだけでなく、教員側で授業の工夫が必要だと感じた」
「さらに教授方法や有効な支援機器等についても知りたかった」
「窓口対応で気をつけた方がよい内容も知りたかった」
というコメントをいただき、それぞれがお考えいただくよい機会となったのではないかと思います。
障害学生への教育・支援は、教職員の皆様1人1人のご理解とご協力が必要不可欠です。
山形大学障がい学生支援センターでは、今後も教職員の皆様の共通認識づくり・理解啓発のため、
今回のような研修会開催、ニュースレターの発行等を行って参ります!
▲全体会の様子(司会:筑波技術大学 天野和彦氏)
▲安田理事・副学長の開会挨拶
▲説明する有海順子氏
(山形大学障がい学生支援センター)
▲総論を説明なさる石原保志氏(筑波技術大学副学長)
▲聴覚障害のワークショップ講師
(河野純大氏・宇都野康子氏:
筑波技術大学)
▲パソコンノートテイクの利用体験
(講師によるパソコンノートテイク の実演)
▲支援の利用体験と実施体験
▲視覚障害のワークショップ講師
(宮城愛美氏:筑波技術大学)
▲弱視の見え方体験
(文字へのアクセス)
▲弱視の見え方体験(移動)