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平成29年度 第2回障がい学生支援技術(聴覚)養成講座を実施しました!

掲載日:2018.03.16

2月15日に、今年度2回目の障がい学生支援技術(聴覚)の養成講座を行いました。

夏に行った第1回目の講座では、手書きノートテイク・パソコンノートテイクの両方を講習しましたが、
今回は、筑波技術大学の宇都野康子先生と聴覚障がいのある下城薫理先生をお招きし、パソコンノートテイクに絞った講習を行いました。

パソコンノートテイクとは、授業中の先生の話を聞きながら、支援者2人で文字化して聴覚障がい学生に伝えていく支援です。
講座では、支援の必要性を理解するため伝言ゲームを行ったり、要約力を身につける実習を行った後、
話しを聞きながら入力したり、2人で連係して入力していく練習を行いました。

夏の講座も参加してくれた学生がほとんどで、皆さん上達が早かったです!

また講座の中で、「遠隔文字通訳支援」のデモンストレーションも行いました。
遠隔文字通訳支援とは、インターネット回線等を利用して、支援者が利用者とは別の場所から文字通訳支援をするものです。
通常の手書きノートテイクやパソコンノートテイクは、聴覚障害学生の隣席で支援をする形ですが、
必要な時間と場所で人材を確保できなかったり、動き回るような授業形態だったり、
通常の方法では支援が難しい場合に、この「遠隔文字通訳支援」がとても有効です。

山形大学は4つのキャンパスがあり、キャンパス間が非常に離れているため、支援学生の養成・確保・派遣がなかなか難しい課題があります。
どのキャンパスに聴覚障害学生が在籍していても、必要な支援を利用できるよう、
こういった遠隔文字通訳支援の体制も少しずつ整えていきたいなと考えています!

受講生からは、
はじめてパソコンノートテイクをやってみて難しかったですが、タイピン部練習をしたり、講座に参加し続けたいです!
実際に聴覚障がいのある方ともお話しできて、利用する方の気持ちを考えることができました!
という前向きな感想がありました。

これからも継続的に開催していきたいと思います!

講座全体の様子
講座全体の様子

要約練習をする様子
要約練習の様子

遠隔文字通訳支援を体験する
遠隔文字通訳支援の体験

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