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【開催報告】平成30年度山形大学障がい学生支援センター公開講演会を開催しました

掲載日:2018.09.30

平成30年9月25日(火)に、山形大学基盤教育棟3号館にて、
「平成30年度 山形大学障がい学生支援センター公開講演会~当事者から学び、ともに考える~」を開催しました。

障がいのある学生が卒業後を見据えながら自身のキャリアを考えていくためには、同じ障がいのある学生やロールモデルとの出会いがとても重要です。

そこで、山形大学障がい学生支援センターでは、本学障がい学生と似たような障がいのある先輩を講師に招き、
学生生活や就職活動、現在の働き方など講師のこれまでの体験を聞き、障がい学生自身が今後の修学やキャリアについて学ぶ機会とするため、講演会を開催しました。
さらに、障がい学生だけではなく、学生や教職員らが、障がいのある学生・同僚とどのように接していくとよいのか、障がいや必要な配慮等について理解を深め、ともに共生社会の実現に向けて考えることを目的としました。

講演会には本学学生7名、教職員14名、学外の方5名が参加しました。

はじめに、山形大学障がい学生支援センターの冨樫センター長より開会の挨拶があり、
同センター主担当教員の有海講師から趣旨説明が話された後、
お二人の講師からそれぞれお話し頂きました。

右側に挨拶する冨樫センター長
冨樫センター長による開会の挨拶

趣旨説明を行う有海講師
講演会の情報保障について説明を行う有海講師

お一人目の講師、小川晃生氏からは、
大学生活やアメリカでの留学生活、就職活動を中心にお話しいただきました。
また、現在どのように働いているか、今後のビジョンや目標、ウェルチェアラグビーなどについてもお話しがありました。

話しをする講師
講演する小川氏

左側に講師、右側のスクリーンには車いすラグビーの様子が映っている
車いすラグビーについて了解する小川氏

もう1人の講師、長谷川ちか子氏からは、
ご自身の障がい(中等度難聴)について、どのように感じながら過ごしてきたか、障がいのある方が側にいたらどのように接して欲しいかなど、率直な言葉で説明いただきました。
また、教員になるという夢に向かって現在がんばっていらっしゃることもお話しいただきました。

話しをする長谷川氏
講演する長谷川氏

左側に長谷川氏、右側にスクリーンがある
講演する長谷川氏2

講師お二人からの講演のあとは、フロアからの質疑応答の時間を設けました。

・大学入学時から自身の障がいについて周囲に説明できていたか。変化の大きなきっかけは何か。
・どのようにアルバイトを見つけているか。どのようなアルバイトをしているか。
・一人暮らしはどのようにしているのか。
・大学院でどのような研究をしているのか。

など様々な質問がなされ、講師からはそれぞれに丁寧に回答いただき、参加者の理解が深まりました。

参加者からのアンケートでは、
・実際にどのように感じ動いていたのかといった体験談や、どういう未来を描いているのか話を聞くことができていい刺激となった。
・同じ障がいでも同じ支援を望んでいない、違うことがわかった。
・お二人が大変ポジティブでロールモデルとして適任だったと思う。「できる前提で動く」という講師の話にはハッとさせられ、大きな示唆をいただいた。

というように大変好評なコメントを多数いただきました。

山形大学障がい学生支援センターでは、今後もこういった講演会やFD/SD研修会を行って参りたいと思います!

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障がい学生支援センター

  • 住所〒990-8560 山形県山形市小白川町1-4-12
  • 開室時間8:30〜17:00(月曜日〜金曜日 ※祝日を除く)
  • TEL.023-628-4922
  • FAX.023-628-4485
  • yu-shougai-shien★jm.kj.yamagata-u.ac.jp

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