お知らせ
お知らせ
お知らせ
お知らせ
ホーム > お知らせ:お知らせ > 平成30年度 学位記授与式において聴覚障がい学生への支援を行いました!
掲載日:2019.03.25
山形地区、鶴岡地区で行われた平成30年度学位記授与式において、聴覚障がい学生への情報保障支援(パソコンノートテイク)を実施しました。
山形大学でパソコンノートテイクによる支援を実施したのはおそらく今回が初めて!
3月17日に鶴岡地区で行われた学位記授与式では、聴覚障がい学生の前に表示用パソコンを配置。
3月25日に山形地区で行われた学位記授与式では、聴覚障がい学生の前だけでなく、
ステージ向かって左側にスクリーンを配置し、
そこに学位記授与式で話される音声情報の文字化情報を投影して、情報保障支援を行いました。
▲鶴岡地区の学位記授与式における支援
▲山形地区の学位記授与式における支援
▲山形地区の学位記授与式における支援(全体の様子)
▲支援者の様子1
▲支援者の様子2
鶴岡地区では、鶴岡市のパソコン要約筆記サークルのご協力を得て支援を実施し、
山形地区では、これまで障がい学生支援センター主催の養成講座に参加し、パソコンノートテイクの支援技術を身につけた学生3名と障がい学生支援センター教員が支援にあたりました。
山形地区における支援の内容は朝日新聞(3/26)にも掲載されました!
「中高の卒業式では何を言われているのかわからず退屈だったが、今日は充実した卒業式でした」
「支援があったおかげで学長告辞がよく分かりました。
今まで何を言っているのか分からなかったので、要約すると『おめでとう、これからも頑張れ』と
言っているのかなくらいに理解していましたが、今回はじめてパソコンノートテイク支援を利用して、
とても大事なメッセージを言ってくださっていることがわかりました。
今までの式で内容を知ることができなかったのはもったいなかったなと思いました。」
利用学生2名からはこのようなコメントをいただきました。
彼らにとって、思い出に残る学位記授与式となったのであれば幸いです。
卒業生の皆さん、ご卒業本当におめでとうございます!
皆さんの今後のご活躍を心からお祈りしています!