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ホーム > お知らせ:お知らせ > 発達障がい学生対象 就活準備講座2020を開催しました!
掲載日:2021.02.18
障がい学生支援センターでは、今年度も支援センターを利用している発達障がい学生に呼びかけ、
就活準備講座2020を開催しました!
「就活したいと思うけど、何をしたら良いかわからない・・・」
「自分の適性にあった仕事って何だろう・・・」
「そもそも自分は仕事できるのかな・・・」など
発達障がいの特性のある学生さんたちは、就活の見通しがもてず不安を抱えています。
そこで、障がい学生支援センターでは、今年度も発達障がい者に特化した就労移行支援を行う
「(株)Kaien(カイエン)」に講師を依頼し、
「働くってどういうこと?楽しく働く・苦手を克服・得意を活かす」をテーマに講座を開催いただきました。
今回はコロナの影響を鑑み、初めてオンライン形式で講座を行いました。
毎年、職業体験を実施していますが、今回もオンラインでできる職業体験を盛り込んでもらいました。
具体的には、「数字入力(いかに正確に多くのデータを入力できるか)」、
「出店企画(データ等を読み解く、企画する、提案する)」を行いました。
この職業体験から、どういった作業が得意か、苦手か、自身の強み・弱みを考えたり、
発表や提案に苦手意識があったけれども、「きちんと準備をすれば自分でもできるんだ!」という新たな発見を得たりする学生の様子がうかがえました。
また今年度も「よろず相談(個別相談)」の時間を設けていただきました。
今自身の抱える悩みを相談し、講師から助言に熱心に耳を傾けていました。
障がい学生支援センタースタッフもそれぞれへの助言を確認し、
学生らの次のステップをフォローしていきたいと思います。
今年度は特に、「自分史シートの作成」とそれに基づく「面接練習」を行いました。
自分のこれまでを振り返り、自分を改めて理解して、自分を相手にわかりやすく伝える練習でした。
言葉に詰まってしまう学生もいましたが、今回の経験を通して、
「事前に質問を予想して対策を立てたい!」と前向きな感想が聞かれました!
中には、「自分の興味や趣味に紐付けるとうまく伝えることができ、意見を言うことの自信がつきました!」という発見をした学生もいました。
そのほか、学生さんからの全体の感想として、
「これまで就活(特に面接)は「自分には到底無理!」と考えていたが、今回受講して
『困難さはあるが、工夫次第では出来る可能性もある!』と思えるようになり、
就活に対して、少しだけ前向きな気持ちになれた」
「職業体験をとおして、様々なデータから自分なりの結論を導き出せるという強みを知ることができた。
会社説明会などに積極的に参加していくなど、就活を頑張っていきたい!」
「自分の将来に対して絞りすぎていることに気づいたので、他にどんな適性があるかを見つけるようにしたい」
といった非常に前向きな振り返りがありました!
それぞれの就活に向けて、少しでも後押しになったら良いなと思います。
障がい学生支援センターでは、
障がい学生の「弱み」を「強み」に変えて、それぞれにあった修学、就活ができるよう、
今後も同様の講座や支援を少しずつ実施していきたいと思います!
さらに、キャリアサポートセンターともより一層連携を図りながら、障がい学生のキャリ支援に注力していきます!
*本講座は山形大学校友会の助成を受けて実施いたしました。この場をお借りして御礼申し上げます!
▲職業体験の振り返りの様子