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ホーム > お知らせ:お知らせ > 【開催報告】令和3年度FD研修会「発達障がいのある学生への指導の実際」(9/10)
掲載日:2021.10.01
山形大学障がい学生支援センターでは、平成27年開設当初から、毎年障がい学生支援に関する研修会を行っています。
昨年度はコロナ禍の影響で開催を断念致しましたが、今年はオンライン形式で9月10日(金)に実施致しました。
今年度は、京都大学学生総合支援センターの村田淳准教授をお招きし、
「発達障がいのある学生への指導の実際」 というテーマで研修会を開催しました。
学内外に広く参加者を募り、関係者含め70名弱の方に参加いただきました。
第1部では、講師の村田 淳 氏より、発達障がいのある学生への合理的配慮と指導上のポイントについて、
基調講演をいただきました。
発達障がいのある学生への合理的配慮については正解がないことですが、どう考えていくと良いか
そのポイントをわかりやすく丁寧にご説明いただきました。
その後、第2部のフロアディスカッションでは、
本学の教員3名から、実際に発達障がいのある学生の指導にあたった経験について話題提供いただきました。
それぞれ、学生がどのような点に困り、それに対してどのような対応をしていったか、
丁寧に関わって下さった様子や試行錯誤した様子が語られました。
最後に、村田先生から話題提供の先生らのお話しに対してコメントいただきながらディスカッションし、
さらに理解を深める貴重な機会となりました。
本研修の内容について、参加者の98%から「とても良かった」「よかった」との回答が得られ、
発達障がい学生への合理的配慮に関する理解が深まり、満足度の高い会になったことがうかがえました。
参加者からは、
・今まで漠然として思っていた事柄に対して明確な概念を紐づけることができ、とても参考になった
・発達障がい学生に対して、どこまで支援をするのかといったことは日々難しいところであると感じていたが、
対応に正解はないということがわかり、対話の重要性を感じた
・先生方の具体的な実践のお話しが聞けてよかった。
といった声があり、それぞれに学びを得ていただく機会になったと思います。
山形大学障がい学生支援センターでは、今後も継続的に研修会を企画いたしますので、ふるってご参加ください!
▲村田氏による基調講演