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ホーム > お知らせ:お知らせ > 令和6年度障がい学生支援技術養成講座(視覚)を開催しました!
掲載日:2025.03.12
2月28日に、障がい学生支援技術養成講座(視覚)を開催しました!
今回は筑波技術大学障害者高等教育研究支援センター(視覚障害系)の宮城愛美先生を講師としてお迎えし、オンライン形式で実施しました。
様々な学部の学生さん、教員の先生にもご参加いただきました。
まずは、視覚障害には様々な見え方があることなどを学び、理解を深めました。
その上で、バリア(障害)になっているモノや設備、またそのバリアは何に、どの程度、影響があるのか、そしてどのような対策が必要なのかを考えました。
その後、視野狭窄体験メガネと白濁体験メガネで様々な見え方を体験したり、飲食店のメニュー表や食事の説明を実際に行なった上で、その際の注意すべきポイントを学びました。
実際に受講した学生さんからは、
「読み上げるだけなら紙でも変わらないのではないかと最初は思っていましたが、そうではなくデータにすれば読み上げソフトや拡大するソフトを使いやすくなると分かりました。また、目が見えづらい方が、何が分からなくて何が知りたいのかを想像することが大事なのだと感じました。」
という声をいただきました。
その他にも…
「実践的な手伝い方について詳しく知ることで、実際に行動することへのハードルが下がり、必要な情報を分かりやすく伝えるための具体的な工夫などとてもためになるお話を聞かせていただくことが出来てとても有益な時間になりました。」
「障害の種類によって具体的な支援の仕方は違えど、障害者目線で困りごとを想像すること、個人個人によって求める支援が異なる点など、根本的な考え方は似ているなと感じました。」
などなど、
様々な見え方があることを知り、実際にどのような支援が必要かを考えるきっかけになったのではないかと思います。
今後も引き続き、利用者目線を大切にした支援者養成を続けていきたいと思います!
▲講義の様子