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道徳科

道徳科で目指す子どもの姿

 わたしたちは、人・社会・自然などさまざまな対象とかかわってくらしている。それだけに、人格の基盤をなす「道徳性」が育まれることが、豊かなくらしをつくっていくことにつながると考える。
 道徳性とは、道徳的判断力、心情、実践意欲と態度といった資質・能力である。わたしたちは、それらを「人としてよりよく生きようとする力」ととらえている。人は誰もが、昨日よりも今日、今日よりも明日をよりよく生きたいと願っている。しかし、現実は、困難や障害に出合って悩んだり、迷ったりすることがある。このような状況においても、自らの道徳的価値観に従い、人としてどう生きたらよいかを主体的に考え、よりよい自己の在り方を求め続けていくことが大切だと考える。このような道徳性を育むためには、自他を見つめ、生きる上で大切なことは何かを考え、そのよさを感じ取ったり、それを具現化しようとする意志をもったりすることが求められる。
 こうしたことから、道徳科における自ら問題解決を進める子どもとは、自己の道徳的価値観を深めたり広げたりしながら、よりよく生きるための基盤となる道徳性を育むことであると考え、目指す子どもの姿を次のように設定した。

道徳的価値観を豊かにして自己を見つめ直し、よりよく生きようとする子ども

※詳しくは、「授業の創造78号」に掲載してあります。