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算数科

算数科で目指す子どもの姿

 わたしたちのくらしは、知らず知らずのうちに数理に支えられている。例えば、インフルエンザが流行してきたかどうかは、それによる欠席者数や、その変化によって把握できる。換気のために窓をスライドさせて開け閉めできるのは、平行という図形の性質に支えられているからである。このように、わたしたちは生み出した数理を駆使してよりよいくらしを築いてきた。数理は、生活を便利にするためだけでなく、真理を追究する中でも生み出されてきたものである。それゆえ数理は、子どもが人間として成長していくことを支える可能性に満ちたものであり、子どもが算数科の授業を通して新たな数理をつくっていくことは、事象の見方・考え方の更新を促すことにつながると考える。
 そこで、算数科が目指す「自ら問題解決を進める子ども」とは、数量・図形の視点から身の回りの事象について考えることを通して、数理を創造していくことととらえ、目指す子どもの姿を次のように設定した。

数理を創造していく子ども

※詳しくは、「授業の創造78号」に掲載してあります。