校長室だより
平成29年度 公開研究会挨拶
平成29年6月15日 校長 佐藤昌彦
本日は、ご多用の中、県内外から多くの皆様にご参会いただきまして、誠にありがとうございます。東北各県だけでなく、遠くは、静岡県、東京都からもご参会をいただいております。二日間で延べ600名のご参会を得て 本日から 2日間に渡る公開研究会を開催できますことに 心より感謝を申し上げます。
また、京都大学名誉教授 鯨岡峻先生、共同研究者で山形大学地域教育文化学部長の出口毅先生、江間史明先生、そして、明日講演をいただく 森田智幸先生にもお越しいただき、ご指導をいただけることとなっております。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
参会の皆様におかれましては、校務多用の折り、県内各地より、お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
研究の概要につきましては、研究部長から説明申し上げますのが、今年度は、新たな研究テーマとして「たくましさ・しなやかさ」が育つ学び、について、各教科・領域、総合的な学習の時間における学びの本質・教材の可能性等の視点を取り入れ提案いたします。
ハウステンボスには、ロボットだけのホテルができるなどめざましいIT化や、子どもの成りたい職業にユーチューバーがランクインするなど、子どもたちが将来担う社会は、どのようになっているのか、予測の難しい変化の時代が既に始まっているのを感じます。
こうした時だからこそ、予想できない変化に対応しようと振りまわされるのではなく、教育の根源に立ち返って「人格の完成」を目指して、未来を切り拓いていく人づくりに取り組みたい、言い換えれば、教育が社会をつくりコントロールしていくという、能動的な姿勢を大切にしていきたいと考えています。
どうぞ、忌憚のないご意見をいただき、充実した二日間となりますようお願い申し上げ、あいさつといたします。どうぞ、よろしくお願いいたします。