「みんなのできることを、小学校でもつづけてやっていきましょう。」

平成２３年度入学式にて（平成23年４月８日）　校長　武田喜美男

新入生のみなさん、入学おめでとうございます。今日からみなさんは、山形大学附属小学校の１年生です。みなさん、とても立派ですね。私は、校長の武田喜美男といいます。みなさんが入学してくるのを楽しみに待っていました。ほかの先生たちも、上級生のお兄さんやお姉さんたちも、楽しみに待っていました。

さて、今日は、みなさんが、１年生として学校へ登校した最初の日ですから、これから学校で生活をする上で大事なことを、３つ話をします。

１つ目は、みなさんが、３月まで幼稚園や保育園の年長さんとしてやってきたこと、できたことを、小学校でも、しっかりやりましょうということです。みなさんはたくさんのことができると聞いています。小学校でも、その力を同じように発揮してください。

２つ目は、わからないことは、しっかりたずねましょう、聞きましょうということです。担任の先生だけでなく、２年生のお兄さんやお姉さんに、聞いてください。６年生のお兄さんやお姉さんたちも、教室に来てくれるので聞いてください。やさしく、ていねいに教えてくれるはずです。わからないことは、しっかり聞いて、自分でやれることをふやしていきましょう。

３つ目は、友だちをたくさんつくりましょう、いろいろな人と仲良くなりましょうということです。同じ学級の友だち、同じ１年生の友だち、そして、上級生のお兄さんやお姉さんとも、是非、仲良くなってください。そうすると、小学校での生活がどんどん楽しくなってくるはずです。

今日はみんなの入学をお祝いして、お客さんがたくさん見えています。ご来賓のみなさま、ご多忙の中、本当にありがとうございます。

ここで、少しだけおうちの方にお話するので、１年生のみなさんは、我慢して聞いていてください。

さて、保護者の皆さまには、お子様のご入学、誠におめでとうございます。私たち教職員一同、力を合わせて、子どもたちの教育に当たる所存でありますが、家庭と学校は子育ての両輪です。同じ方向をめざし、お互いに協力して、一人ひとりを、健やかに育てていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。また、本校には、山形大学の附属学校としての役割があります。私たちは、大学の大きな支援を支えに、その使命を果たしていきたいと考えておりますが、これから、保護者の皆さまからも、ご理解とご協力をいただくことがあろうかと思いますので、その際は、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

これで、おうちの方へのお話を終わりです。よく我慢できましね。とても立派でした。

では、最後に、みなさんの、担任の先生を紹介します。

１組は　須藤　仁先生です。２組は　小山孝昭先生です。学年主任もお願いしてあります。

３組は　黄木剛志先生です。３人とも、明るく元気で、親切な先生です。

これでお話は終わりです。月曜日からみなさんと、笑顔で、元気にあいさつするのを、楽しみに待っています。