校長室だより
令和3年12月22日 校長 樋口潤一
コロナ禍にくじけることなく、「今だからこそできる」「私たちだからこそできる」取り組みを創造しようという強い意志で、新たな「みのりスポーツフェスティバル」を実現しました。その勢いそのままに、秋の「みのり登山」、11月の秋の研究協議会、オンラインによる東北地区附属学校研究協議会、全国英語教育研究大会、そして12月は弦楽部・合唱部によるクリスマスコンサート、サモアの日本人学校との「ホストタウンサミット」、そして学年創造活動の「なつつばきまつり(2年生)」、「れんぎょうフェスティバル(1年生)」など、子どもたちも私たち教師も、互いに知恵と力を合わせて、学びを広げ深めてきました。その充実感と成就感は、計り知れないほどの大きさです。
松尾芭蕉の弟子である向井去来が記した『去来抄』の中に、今日様々な場で引用される「不易流行」があります。「子どもの思い・願いを深く捉え、ともに実現に向かうことを喜びとする」…この脈々と受け継がれてきた私たち教師の「不易」の思いがあれば、どんな「流行」にも対応できると確信しました。よいお年をお迎えください!