
校長室だより
令和4年度 後期始業式
令和4年10月18日 校長 林 敏幸
みなさん、おはようございます。
10月も半ばになり、爽やかな秋空が見られるようになっていますね。そんな中、後期が始まりました。みなさんが元気に後期の始まりを迎えられたこと、とてもうれしく思います。後期も、元気に過ごしていきましょう。
さて、後期の始まりにあたり、2つのことをお話しします。
まずは、「附属小学校の4つの誓い」についてです。みなさんは、「4つの誓い」を守って生活できていますか?
1つ目は「さわやかで元気なあいさつ」です。
「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」はあいさつの基本。あいさつを交わすと、とてもさわやかな気持ちになります。後期も、気持ちのよいあいさつを響かせていきましょう。
2つ目は「お話は目と耳と心で聴く」ことです。
話の聴き方が上手な人は、話す人と心がしっかりつながっている人。つまり、相手を大切にできる思いやりのある人です。また、目と耳と心で話を聴く人は、頷いたり、つぶやいたりできる「反応上手な人」です。しっかりと話を聴いて、楽しい授業をつくっていきましょう。
3つ目は「小さな社会人として地域のお手本になる」ことです。
バス停で上手に並ぶ、バスの中では静かにする、歩道では広がらずに歩くなど、人に迷惑をかけないためのルールがいくつもあります。当たり前のルールを守ってこそ、みんなが気持ちよく生活できます。ルールをしっかり守って、地域のお手本になっていきましょう。
4つ目は「一日一善」です。これは、一日に一つよいことをして、それを積み上げていくことですね。教室に落ちているごみを拾う、本棚の本をきれいに並べる、水滴が落ちる水道の蛇口を閉めるなどということは、とても小さなことかもしれませんが、立派な一日一善です。周りで誰も見ていなくても、進んでよい行いができる人になりましょう。
次に、「4つの誓い」の中で、みなさんにもっとレベルアップしてほしいことをお話しします。それは、「さわやかで元気なあいさつ」です。まずは、毎朝、自分がしている「おはようございます」というあいさつについて、ふり返ってみましょう。
今から、みなさんにいくつか質問しますので、心の中で静かに考えてみてください。
1 「げんき」な声であいさつしていますか。
2 相手より先に、「じぶん」からあいさつしていますか。
3 相手の「め」を見てあいさつしていますか。
4 「えがお」であいさつしていますか。
さて、みなさんは、4つのうちどれくらいできているでしょうか。
もし、4つ全部できているとしたら、最高の「さわやかな」あいさつができている人です。みなさん一人一人が自分のあいさつをふり返り、これから自分が目指したいあいさつについてしっかり考えてみてください。

ところで、みなさんは玄関に置いてある、こういう賞状のようなものを見たことがありますか?
これには、次のようなことが書いてあります。
山形大学附属小学校様
あなたの学校を令和3・4年度「あいさつ運動推進学校」として依頼いたします
「小さな親切」運動山形県支部
これは、「附属小学校のみなさんで、あいさつ運動を進めてください」という、「小さな親切」運動山形県支部というところからのお願いです。
附属小学校の4つの誓いにある「さわやかで元気なあいさつ」を、みなさんと一緒にもっと広げていけたらとても素敵だと思います。どんな小さなことでもいいので、ぜひ、自分ができるあいさつ運動を進んでやってみましょう。もし、私と一緒に、毎朝正門のところであいさつをしてみたいという人がいれば大歓迎です。「さわやかで元気なあいさつ」を広げて、さらに笑顔の附属小学校にしていきましょう。
それでは、後期も元気いっぱいに過ごしていきましょう。
これで私の話を終わります。