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校長室だより

みのりスポーツフェスティバル講評

令和5年9月30日 校長 林 敏幸

秋らしい涼しさが感じられる天候の下、大テーマにふさわしく、このグラウンドに「勝利に向かって精一杯チャレンジする姿」と「たくさんの笑顔」が広がりました。力の限り競技に挑んだみなさん、すばらしい感動をありがとう!

さて、青組のみなさん、優勝おめでとう!また、準優勝の赤組、敢闘賞の黄組のみなさんのがんばりも大変見事でした。勝負には、必ず勝ち負けがあります。勝ったときのうれしい気持ち、負けたときの悔しい気持ちは、本気でがんばったからこそ感じるものです。
 今日、みなさんが見せてくれた、最後まであきらめない気持ち、仲間を精一杯応援する姿、応援団を中心とした上学年のリーダーシップ、そのどれもが附属小の誇りです。
そして、それ以上に誇れることが、みなさんの今日までの取り組みです。そのいくつかをここで紹介します。
1つ目 毎朝、プレールームで6年生が低学年に縄跳びを楽しく教える姿。
2つ目 休み時間、グラウンドで熱心にバトンパスの練習を繰り返す5・6年生の姿。
3つ目 中学年の波乗りタイフーンの練習で、タブレットを使って動画を撮り、その様子をみんなで分析して、速く走る方法を考える姿。
4つ目 上手に縄跳びができるように、うまく跳ぶコツを動画に撮って編集してくれた縄跳び係の姿。
5つ目 準備運動のダンスを動画に撮り、朝の会で活用できるように編集してくれたダンス係の姿。
 そして、放課後の練習や準備に熱心に取り組んだ応援団や実行委員、会場係、広報係、アナウンス係のみなさんの姿。
 これらのように、勝ち負けの結果ではなく、仲間とアイディアを出して考え合ったり、いろんな失敗を乗り越えたり、表には出なくても地道に準備を進めたりする姿、それこそに大きな価値があります。
 これからも、結果以上に練習や途中の取り組みを大事にできる、そして、そういう自分を誇れる附属小の子どもであってほしいと思います。

最後になりますが、早朝より、運営にご協力いただきましたPTA保体部・広報部の皆様、温かく力強いご声援をいただきました保護者の皆様に心より感謝申し上げますとともに、お子さんが家に帰ってから、今日のがんばり、そして、それ以上にこれまでの取り組みをたくさん価値づけてくださいますようお願い申し上げ、講評とします。