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校長室だより

令和6年度前期始業式式辞

令和6年4月5日 校長 武田 重泰

新しい年度が始まり、みなさんは今日から一つ上の学年になりました。進級おめでとうございます。今、新しい仲間が5名加わりました。そして、来週4月8日の入学式では、さらに1年生84名が加わり、今年度は全校生572名でスタートします。

さて、昨年度は、みなさんが、大テーマ「チャレンジしながら 笑顔を満開にし 心をわくわくさせよう」のもと、特に「心をわくわく」させることを大事にして、「太陽の子・北国の子・日本の子」にぐんぐん成長した1年だったと林校長先生からお聞きました。よかったですね。すばらしいですね。

この話を聞いて、私は、みなさんの「心のわくわく」がもっともっと大きくふくらみ、一人一人のよさがさらに伸びる学校にしたいと強く願うようになりました。そして、この強い願いのもと、私は、今年度のキーワードをじっくり考えてみました。みなさん、どのようなキーワードだと思いますか。
(考える時間をとる。)

では、伝えますね。今年度のキーワードは、「ドキドキわくわく」です。そう、昨年度のキーワード「わくわく」の前に「ドキドキ」という言葉を付けました。
 みなさんは、どのようなときに「ドキドキ」しますか。少しの時間、考えてみてください。
(考える時間をとる。)
例えば、「できるかどうか不安だけれども、思い切って何かに挑戦しようとしたとき。」
例えば、「気になっている物事の成り行きや結果を間もなく知ろうとしたとき。」
例えば、「初めて出会う人と会話をしたとき。」などなど。

つまり、私たちは、「今までに経験のないことに取り組む」「新たな見方や考え方で物事の大事なことをとらえる」などといった、今の自分の世界、今の自分の枠をより広げようとするときに「ドキドキ」するのです。

そのように「ドキドキ」という言葉の意味を理解すれば、私たちの学校生活の中で「ドキドキ」できる機会がたくさんありそうですよね。授業の中で、みのり班活動の中で、毎朝のあいさつの時に、掃除の時に…。みなさんが昨年度に特に大事にしてきたキーワード「わくわく」の言葉の意味は、「心が動く」ということです。

ですから、今年度は、「ドキドキわくわく」というキーワードをもとに、「今の自分の世界、今の自分の枠をより広げることで心を動かし」、全校生572人と先生方でともに力を合わせ、「太陽の子・北国の子・日本の子」にますます成長できる附属小学校をつくっていきましょう。