
校長室だより
令和6年度入学式式辞
おだやかな陽の光を浴び、校庭の桜のつぼみも大きくふくらむ季節となりました。
このうららかな春のよき日、PTA会長 長谷川吉之介様、同窓会長 和田宏司様をはじめ、多くのご来賓の皆様のご臨席のもと、令和6年度入学式をこのように盛大に挙行できますこと、誠にありがたく、心より御礼申し上げます。
さて、山形大学附属小学校に入学される84名のみなさん、ご入学おめでとうございます。みなさんは、今日から、附属小学校の大切な1年生です。みなさんの目の前にいる、2年生から6年生までのお兄さんやお姉さん、そして先生方が、みなさんの入学を楽しみに待っていました。1日も早く、お兄さん、お姉さんと仲良くなってくださいね。
それでは、これから附属小学校で特に大切にしていることを3つお話しします。
1つ目は、「さわやかで元気なあいさつをすること」です。まずは、毎朝、お家の方や友だち、先生に「おはようございます」とさわやかで元気なあいさつをしてみましょう。そうすると、心が明るくなり、気持ちのいい1日を過ごすことができます。
2つ目は、「お話は 目と耳と心で聴くこと」です。1年生のみなさんは、これから学校でたくさんのことを学びます。耳だけでなく、目と心も使って話を聴くことは、みなさんの成長にとって大切な心構えになります。
3つ目は、「小さな社会人として、マナーを守ること」です。まずは、毎日の登下校での歩き方やバスの乗り方から取り組み、地域の方と心地のよいかかわりをもつようにしましょう。
以上、これら3つのことを大事にして、素敵な一年生になってくださいね。
さて、保護者の皆様、本日は、お子様のご入学、誠におめでとうございます。今日のお子様の晴れ姿に、そのお喜びはひとしおのことと拝察いたします。
本校は、本日1年生を84名迎え、本年度572名でスタートします。本校には、大学附属としての使命があります。それは、教育実習生の受入れや教育実践研究とその普及啓発、そして何より、在籍する児童一人一人が、学校教育目標「太陽の子・北国の子・日本の子」に育つ教育活動を連綿に行うことです。
本日の入学式を節目とし、お子様の本校での学校生活が始まりました。不安なことやわからないことがあった際には、遠慮なく担任はじめ職員へご相談ください。教職員一同、子ども一人一人のために、誠心誠意力を尽くしてまいります。
では、これから、1年生の担任の先生を紹介します。
1組は、青柳新太郎先生です。みなさんといっしょに「虫さがし」をすることが楽しみだそうです。
2組は、鈴木美穂先生です。みなさんと元気いっぱい遊ぶことが楽しみだそうです。
3組は、髙橋夏奈先生です。みなさんと、たくさん本を読むことが楽しみだそうです。髙橋先生は学年主任を務めます。
そして、今野友美先生です。みなさんといっしょにひらがなや漢字を書くお勉強をすることが楽しみだそうです。
1年生の皆さん、困ったことや心配なことがあったら、何でも先生に相談してくださいね。
結びに、本日ご臨席をいただきましたご来賓の皆様はじめ、保護者の皆様には、今後も本校の教育活動へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、式辞といたします。
令和6年4月8日 山形大学附属小学校 校長 武田 重泰