校長室だより
みのりスポーツフェスティバル
スローガンと校長講評
平成28年9月10日 校長 日伸哉
<実行委員のスローガン発表>
今年度のみのりスポーツフェスティバルの全体スローガンは、「本気」「団結」「勝利」です。「本気」は、力を出し切ること、「団結」は、力を合わせること、「勝利」には最後まであきらめないで戦うことです。また、このスローガンは、附属小の大テーマ「一人一人のよさをわかり合い、心の輪を広げる」ことにもつながります。
わたしの班では、今日まで長なわとびをがんばってきました。初めて長なわとびに挑戦した1年生のけいたくんには、なわに入るタイミングを教えるために背中を押してあげたり、コツを教えてあげたりしました。けいたくんはどんどんとべるようになりました。連続跳びができたときは、みんなびっくりして、うれしくなりました。今日の目標は、2回合わせて200回をこえることです。96班、すべての班が努力を重ねてきました。どの班も自分たちの目標を達成できるように本気でがんばりましょう。
わたしは、練習をしていると、1年生だった頃の班長を思い出します。班長は、ひのき学年のうちだこうへいくんとみなみきょうかさんでした。二人は、わたしに、ボールの投げ方をていねいに教えてくれました。だから、わたしも1年生になわとびのコツを教えたり、5年生に騎馬戦の作戦についてアドバイスをしたりしました。今日は、その成果を発揮して、一点でも多く得点をとりたいです。
今日は、ここにいるみんなの力を合わせて、最後までがんばりましょう。そして、目標にしてきた優勝旗を手に入れましょう。
平成28年9月10日
実行委員代表 6年1組 山田悠里愛 3組 阿部夕珠姫
みなさん、格好良かったなあ!
一人ひとりの「本気の姿」に、心がふるえています。
赤組、四連覇優勝おめでとう。よきライバルがいたからこそですね。
黄組、敢闘賞おめでとう。最後までよく頑張りましたね。
そして、青組、準優勝おめでとう。粘り強く最後までよく取り組みましたね。
ここに集う、附属小学校の一人ひとり、そして、朝早くから見守ってくださった皆さん一人ひとりの心に、たくさんの思い出を残し、今年の「みのりスポーツフェスティバル」がおわろうとしています。
今は、千歳山まで響いた「あの力強い応援」や「力の限り仲間を励まし続けた声」は聞こえません。
戦いが終わり、静まりかえったグラウンド。時が過ぎてゆくのをさびしく思いますが、全力を出し切ったからこそ感じる心地よい、さわやかな風が吹いています。競い合う仲間・よきライバルがいたからこそ、全力を出し切ることができた、「本気」になれたのだと思います。そういう場に身をおけたことを幸せに思います。
6年生やえざくら学年にとっては、附属小最後のみのりSFとなりました。
実行委員を中心に、一人ひとりが役割を持ち、「勝利に向かって本気の姿・団結の姿」を見せてくれました。最後まであきらめずに取り組んだみなさんの姿に「希望と感動」をもらうことができました。今年は、各学年が「心とバトン」をつなぐ全員リレーの新しい種目にもチャレンジしました。「つなぎ合う」という協働体験は、これからの生活で必ずや生きて働く力となることでしょう。
これらの経験を大きな自信にして、これからの生活や学習で、よりよい「みのり班」づくりをめざして、努力していきましょう。
最後に、温かいご声援を送って下さったご保護者の皆様、そして、おじいちゃん、おばあちゃん、地域の方々、ご来賓の皆様に心から感謝を申し上げ、講評といたします。