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社会人向け「地域防災力向上セミナー」を開講します ～山形県内の災害や加工食品の活用を学ぶオンライン講座と避難所設営ワークショップ～
掲載日：2023.10.24
本件のポイント
- 地域の防災力の向上を目的に、エクステンションサービス推進本部と災害環境科学研究センターが主催する、社会人を対象とした防災セミナーです。
- 自宅や職場から気軽に何度でも受講できるオンライン講座では、山形県の例をもとに災害について学ぶほか、防災や加工食品の活用への理解を深めます。
- 12月9日には山形市の指定避難場所・指定緊急避難場所に指定されている山形大学小白川キャンパス体育館を会場とした、避難所設営ワークショップを行います。
概要
近年、災害が激甚化し、その頻度も高まりつつあるなか、地域住民の自助・共助による防災活動がより一層もとめられています。山形大学エクステンションサービス推進本部と災害環境科学研究センターでは、地域の防災力向上を目的とした社会人向けセミナーを開講します。オンデマンド講座で専門性に基づく最先端の災害発生メカニズムや防災の心構え、加工食品の活用についての理解を深めた後、体験型の避難所設営ワークショップを行うことで、実践的な地域防災力の構築を目指します。地域の防災について、山形大学で一緒に考えてみませんか。
詳しくはこちら（リリースペーパー）をご覧ください。
講座の構成
［オンライン］
<第1回> 山形県の活断層と地震活動
<第2回> 山形県の水害・土砂災害：令和4年の豪雨災害を例に
講師｜本山功 教授（理学部 主担当/専門 地質学・古生物学）
<第3回> 身近な災害への備え
講師｜石垣和恵 准教授（地域教育文化学部 主担当/専門 家庭科教育学）
<第4回> 災害時における加工食品の活用
講師｜大森桂 教授（地域教育文化学部 主担当/専門 食教育）・一般社団法人 日本即席食品工業協会
［ワークショップ］
◇避難所開設と運営協力
講師｜熊谷誠 講師（地域教育文化学部 主担当/専門 地理学、社会安全システム科学、防災教育）
◇避難所開設と運営体制 ◇避難所体験振り返りＷＳ 講師｜石垣和恵 准教授・熊谷誠 講師
受講いただきたい対象
・防災・減災に関心がある市民の方
・自治会などの避難所運営担当者の方
・山形県防災士養成研修講座受講者ならびに修了者の方
講座の概要
［日時・期間］ 2023年11月1日（水）からオンデマンド講座を配信します
2023年11月16日（木）にオンライン第4回講座をリアルタイム配信します（見逃し配信あり）
2023年12月9日（土）にワークショップを開催します
［受講料］ 4,000円
［対象］ 社会人
［定員］ 20名
［詳細・申込］ https://www.y-ex.jp/extension/post-64.html
主催
山形大学エクステンションサービス推進本部
山形大学災害環境科学研究センター
後援
山形県
山形市
協力
一般社団法人 日本即席食品工業協会
株式会社 出羽紙器製作所
エクステンションサービス推進本部について
地域社会のニーズに基づき、大学の幅広い知見を生かした地域社会のための教育を一元的に提供する新組織として、2020年８月１日に発足。社会人のスキルアップや、人生１００年時代に需要が高まる生涯教育など、各世代が求める学びの機会をオーダーメイド教育プログラムとして提供していくことを目的としています。
本学が保有する様々な領域の知見を活用し、社会人向けオリジナル講座「エクステンションぷらす」や、全40コマのオンライン講座「多文化共生スキルアップ講座」などを企画してきました。
山形大学災害環境科学研究センターについて
山形大学認定研究所として2021年3月1日に開所。山形県全域の自然災害・自然環境をテーマにした複数の専門分野にまたがる認定研究所は本学初です。山形県には、日本百名山にも名を連ねる数々の名峰、日本三大急流の一つ・最上川、奇岩に建立された名勝・立石寺など、自然の魅力に溢れています。一方で、近年では山形県沖地震や豪雨による最上川氾濫が発生し、今後も風水害、火山噴火、内陸直下型地震、日本海の津波など安全を脅かす種も尽きません。同センターでは、山形県の自然災害と自然環境の特性を探究し、高度な知識と防災に資する情報を地域へ発信するための拠点を形成していきます。
■山形大学災害環境科学研究センターHP https://yu-rcned.amebaownd.com/
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