ホーム > 新着情報:イベント報告 > 2016年10月 > 第9回山形大学高校生朗読コンクール・群読劇「恩讐の彼方に」を開催(10/9)
掲載日:2016.10.12
山形大学特別プロジェクト「いま、言葉を東北の灯(ともしび)に」事業として、第9回山形大学高校生朗読コンクール•群読劇「恩讐の彼方に」が10月9日(日)、山形市の遊学館ホールで行われました。
第一部の高校生朗読コンクールには、東北6県から134名の応募があり、予選を勝ち抜いた11名が本戦に出場。今年度は、山形県高畠町出身の濱田廣介の童話から、「波の上の子もり歌」、「ひとつのねがい」、「泣いた赤おに」の3作品をリレー形式で朗読しました。
第二部の群読劇は、菊池寛の名作「恩讐の彼方に」を題材としたもの。酒田市出身の演出家、佐藤正文氏の演出により、山形大学の学生が、山形の一般市民の皆さん、子どもたちと一緒に6月から練習を積み重ねて作り上げ、迫力のある舞台を披露しました。
上演終了後、高校生朗読コンクール審査委員長の小川雅子教授から、「浜田廣介のやさしい世界を思いながら朗読を聞きました。深い寂しさや悲しさ、人の善意といった作品の世界を、豊かに表現してくれたことをとても嬉しく思います。」とコメントがあり、以下のとおり、結果発表が行われました。1位から3位に選ばれた方には、山形大学学長賞が、会場の投票により、最も印象に残った方には会場賞がそれぞれ贈られました。
ご来場くださいました皆様、ご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。
結 果
1 位 鎌田歩乃佳 (聖ウルスラ学院英智高等学校)
2 位 鎌田 陽菜 (聖ウルスラ学院英智高等学校)
3 位 上遠野 もも (郡山女子大学附属高等学校)
会場賞 徳永柚衣子 (聖ウルスラ学院英智高等学校)
▲あいさつをする学長
▲第1位の鎌田歩乃佳さん
▲審査委員長の小川雅子教授
▲コンクール出場者、審査員、司会を務めた高校生
▲群読劇「恩讐の彼方に」
▲群読劇「恩讐の彼方に」