ホーム > 新着情報:イベント報告 > 2017年05月 > チェリスト・鈴木秀美氏による公開レッスンを開催(5/11) -動画公開中です-
掲載日:2017.05.11
山形大学では、山形交響楽団との連携による音楽教育推進事業として、山形交響楽団定期演奏会の招聘音楽家を本学に招いての公開講座を今年度から行なっています。第1回目として、5月11日、チェリスト・指揮者として活躍中の鈴木秀美氏による、本学学生への公開レッスンを山形大学文化ホール(小白川キャンパス)で開催しました。
18:30に開演した公開レッスンには、一般と本学学生を中心に来場者が集まり、会場は満席。地域教育文化学部音楽芸術コースでそれぞれの楽器を専攻する学生4名がレクチャーを受けました。鈴木氏は身振り手振りを交えながら丁寧で具体的なアドバイスを送り、演奏方法に関わる技術的な指導に加え、作曲された時代背景などその曲が持つ文化面についても豊富な表現で語りました。
「ドッツァウアー 113のエチュードより36番」などの演奏を通して指導を受けた、チェロ専攻の菅谷和範さん(同学部・3年)は、「演奏時の姿勢など基礎基本を見直す機会にもなった。染み込んだ自分の癖と向き合うのは大変だが、これからの練習で意識していきたい」と、今回の経験を振り返っていました。鈴木氏は、今週13日(土)・14日(日)に開催される、山形交響楽団第261回定期演奏会に指揮者として出演の予定です。
▲自らも演奏しながらのレクチャー
▲来場者を楽しませる軽快なトークを展開
▲各専攻の学生へ丁寧に指導
▲公開レッスン会場の様子