掲載日：2017.07.05

本学が交流協定を締結する海外機関・大学へ短期留学した学生による研究報告会（第4回）を、7月5日、小白川キャンパスで開催しました。

発表を行った学生4名はそれぞれモントリオール大学（カナダ）、ヨークセントジョン大学（イギリス）、サン・カルロス大学（フィリピン）へ留学。2016年9月からの期間に4〜5ヶ月滞在し、現地でホームステイ等を行いながら語学や現地文化について学んできました。各自が定めた研究テーマも各国の産業や特徴にちなんだ題材が取り上げられ、山口貴幸さん（人文学部・4年）は現地の人々の信仰に注目した「フィリピンのカトリック」を、大山真典さん（同学部・4年）はイギリスの生活に深く根付く「パブ文化とサイダーの歴史」について英語で報告を行いました。

カナダでの留学生活を終えた伊藤実咲さん（同学部・4年）は、「（行く前に比べて）特にリスニング能力が飛躍したように思う。これからも継続してフランス語に触れていきたい」とコメント。同じくカナダ・モントリオール大学で学び、文化の違いについて報告した渡邉汐莉さん（同学部・4年）は、「短い期間だったけど人生で無駄になる経験は１つもないと感じています」と今回の短期留学を力強く振り返りました。

本報告会は、グローグ・ダグラス教員が進行を務め、人文社会科学部・地域教育文化学部・理学部が共通の特別コースとして実施する「教育実践プログラム」の一環で行われたもの。プログラムには3コースが用意され、今回の4名は海外留学等を通じて課題解決能力を養う、グローバル・スタディーズコースを履修しました。他大学へ留学した学生による次回報告会（第5回）は7月27日（木）、小白川キャンパス基盤教育1号館で開催の予定です。

関連リンク

• 山形大学教育実践プログラム
• 学術交流協定締結状況

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