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インターンシップに関する企業向けワークショップを初開催(11/28)

掲載日:2017.11.29

インターンシップの新規導入や充実に関心のある企業を対象とした、インターンシップ・ワークショップを11月28日、山形市で実施しました。山形大学では今回が初開催で、県内企業を中心に約100名が参加しました。

大学生が社会の現場で職業経験を積むべく、企業の協力を得て実施されているインターンシップ。普及が進んでいるイメージが先行しますが、プログラム内容は受け入れ企業によって多種多様となっています。大学生が期待するプログラムとは?受け入れ企業に利点はあるのか?インターンシップのこれからを県内企業のみなさんとともに考えました。

企業がインターンシップを取り入れるメリットについて講演した松高政准教授(京都産業大学)は、「人員や時間の確保の点から受け入れを難しく感じている企業も多いが、学生をフォローすることは若手社員育成にも通ずるのではないか」と言及。自社のプログラムを学生に魅力的に感じてもらうには、「仕事がどんな価値を提供しているのか、ストーリーを語れることが大切。中小企業ならではの"とんがり"を反映したインターンシップを」とポイントを語りました。

後半には、実際にインターンシップに取り組む3社が実施例を紹介。「社員があらためて会社の魅力を見つけ、伝える力を伸ばすことができた(株式会社サニックス)」「第三者の視点で貴重な意見をもらえた。Win−Winのプログラムを実施したい(山形航空電子株式会社)」「企画や指導に携わった若手社員を中心に、社内のモチベーションが上がった(株式会社エム・エス・アイ)」と、企業として感じたメリットを語りました。パネルディスカッションとして各社からの質疑応答を交えながら、意見交換もなされました。

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