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ラデク・バボラーク氏による公開レッスンが行われました(6/8)

掲載日:2018.06.11

世界的なホルン奏者であり、指揮者のラデク・バボラーク氏による公開レッスンを6月8日、山形大学文化ホールで行いました。本学学生の他、高校生や一般市民など約100名が来場し満席となった会場で、地域教育文化学部と人文学部の学生12名が金管五重奏、木管五重奏、ホルン三重奏で、それぞれレッスンを受けました。 

レッスンは、渡辺修身教授の通訳で進められましたが、時折、バボラーク氏が「美しい」と日本語を交えてコメントするなど、学生をリラックスさせながら和やかに指導。同じように吹いても長く聞こえたり、短く聞こえたりするなどと、楽器ごとの特性にも言及しつつ、「パパパ」とメロディーを口ずさんだり、ジェスチャーを交えたりしながらの細かいアドバイスに、学生達の演奏がどんどん変化していくのが感じられました。 

山形大学では、平成29年度から山形交響楽団との連携による音楽教育推進事業を実施しており、山形交響楽団の定期演奏会における招聘音楽家を本学に招き、学生達への公開レッスンを実施しています。今回は3回目で、今年度から山形交響楽団首席客演指揮者に就任されたラデク・バボラーク氏によるレッスンが実現しました。

 

講師紹介

ラデク・バボラーク(指揮・ホルン)~

1976年チェコ生まれ。ミュンヘン国際コンクールで優勝、「美しく柔らかな音色」、「完璧な演奏」、「ホルンの神童」と評されるなど、世界の注目を集めた。以来、欧米アジア各地で活発な演奏活動を展開。小澤、バレンボイム、ラトル、レヴァインなどトップクラスの指揮者の信頼も厚い。これまで、チェコ・フィル、ミュンヘン・フィル、バンベルク響、ベルリン・フィルのソロ・ホルン奏者を歴任。
また近年は指揮者としての活躍も目覚ましく、自ら設立したチェコ・シンフォニエッタの定期的なシリーズも開始、日本でも平成25(2013)年水戸室内管弦楽団定期演奏会にデビュー、オーケストラの楽員、聴衆から絶大な支持を集めた。

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