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第14回学長講演会「ポスト平成 ~キャリアは自由に大胆に~」を開催

掲載日:2019.04.23

 山形大学の使命「地域創生」「次世代形成」「多文化共生」を学内外に発信するため、山形大学ではシリーズで学長特別講演会を行っています。4月22日、講師にEYトランザクション・アドバイザリー・サービスで活躍中の小林暢子氏をお迎えし、学生を対象にした第14回講演会を小白川キャンパス(山形市)で開催しました。

 小林氏は、東京大学・ハーバードビジネススクールを卒業し、日米で教育やコンサルティング業務に従事。現在、EYジャパン経営コンサルティング部門のパートナーを務め、グローバル企業に対する戦略アドバイスを提供する一方、メディアを通じてビジネスや日本社会全般に関するオピニオン発信も手がけています。

 講演では、コンサルティングやアナリストとして海外で数回の転職を経験したキャリアを振り返りながら、自身のコア(軸)にたどり着いたプロセスを紹介。「好きな言葉の一つに、"バスに乗り遅れたら飛行機で行け"という言葉がある。どんな道も必ず開けている。視野を狭くすることなく、今に思い切りチャレンジすれば、成長しながら新しい景色が見えてくる」と、約500人の学生にメッセージを贈りました。

 また、目前に迫った令和の時代にも言及し、「平成は業種や国境、男女の役割や都会と地方の関係など、いい意味で垣根が崩れ始めた。これまでの様々な制約が無くなり、より自由に大胆に選択できる時代が来る」と、"ポスト平成"への期待感を語りました。

 後半には、小林氏と小山学長が講演参加者からの質問に答えながらの対談も実施。自分のコアを見つけるために学生時代にしておくべきことについて、小林氏は「時間を多く持つことができる学生時代に、好きなものを突き詰めてみてほしい。また自分に無いものを持っている友人との交流も大切。自分のコアはそういう部分から自然に出会えるものだと思う」と、学生に向けてアドバイスを贈りました。変化の激しい時代の中で、自分が何を軸にチャレンジしていくのか、それぞれがこれからを見つめる貴重な時間となりました。

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