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令和3年度山形大学特別イベント「文明開化の舞台 横浜を歩く」を開催

掲載日:2022.03.11

 3月6日(日)、山形大学特別イベント「文明開化の舞台 横浜を歩く」開催しました。

 このイベントは、2012年度より本学の広報活動並びに社会連携活動の一環として、時代小説・歴史小説の主要な舞台となった江戸の面影残る東京を中心に、町歩きや講演会、落語口演・対談を実施しているものです。今回は、山形との縁も深く、江戸から近代へ文明開化の舞台となった横浜を探訪コースとして、昨年に続きオンライン配信し、約70名が参加しました。

 第一部の山本陽史教授によるセミナーでは、江戸時代の文献や地図をもとに、横浜の地名に関わる歴史や背景などが解説され、現代の街並みとともに時代の変化を感じながら、“散策”を楽しみました。

 第二部では、落語家の桂伸治師匠をお迎えし、「江戸から近代へ」と題して落語口演を実施。「初天神」「宿屋の仇討」の二席が披露され、テンポ良く繰り広げられる師匠の話術に引き込まれました。終盤の山本教授との対談では、司会を務めた佐藤琴准教授も交えながら、上方落語と江戸落語の違いや、地域によって異なる言葉のアクセント、方言などについてトークが展開され、多様な質疑応答に大いに盛り上がりました。

 参加者からは「俯瞰的に街を眺め、歴史について学ぶことができた」「横浜の歴史や山形との繋がりがよくわかり、非常に興味深い」「対面や実体験が重要と思い過ごしてきたが、オンラインの活用で幅広い楽しみを知った」などの感想が寄せられました。

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