ホーム > 新着情報:イベント報告 > 2023年02月 > やまがた社会共創プラットフォーム 第1回社会共創ワークショップ-地域を知る×大学を知る-を開催しました(2/10)

やまがた社会共創プラットフォーム 第1回社会共創ワークショップ-地域を知る×大学を知る-を開催しました(2/10)

掲載日:2023.02.13

 2023年2月10日、ホテルメトロポリタン山形において、やまがた社会共創プラットフォームにおける活動の第1弾として、加盟機関の担当者が参加する「第1回 社会共創ワークショップ-大学を知る×地域を知る-」を開催しました。
 やまがた社会共創プラットフォームは、地域が抱える課題を共有し、その解決に向けて関係諸団体が恒常的に議論する場として、2022年10月に設置しました。山形県内の13の高等教育機関、山形県と35の市町村、県内の10の主要経済団体等が加盟している、全国屈指の規模を誇る地域連携プラットフォームです。(山形大学が事務局として運営)
 これまでプラットフォームで行ってきた加盟機関に対するアンケートやヒアリングを通じて、学生や若者の地元定着を課題に掲げる機関が多数に上ったことから、今回のワークショップでは、はじめに本学の松坂暢浩准教授(キャリアサポートセンター長)より、「学生の地域定着に向けたキャリア・就職支援について」と題して、大学側が行っている学生の地元定着に係る取組に関する事例紹介がありました。
 次いで、グループワーク「どうする山形」を行いました。本学の大森桂副学長(社会共創担当)をファシリテーターに、やまがた社会共創プラットフォームの初期戦略を含めた4つのテーマ(①県内大学生の地元定着率向上、②県内高等学校からの県内大学進学率向上、③女性の活躍・地域定着、④プラットフォームに期待すること)の課題解決に向け、8つのグループに分かれて意見交換を行いました。グループワークでは、より多くの人とのつながりを増やすために、途中から各グループの半数の方を入れ替える形で、同じテーマの別グループの方とも意見交換を行い、たくさんのアイデアが出されました。出されたアイデアについては、今後、令和5年度事業計画に反映させることとしております。
 今回は、各機関担当者が直接顔を合わせて話すことが重要と考え、対面での開催に至りました。当日は、県内各地39の加盟機関から40名を超える参加があり、時間の経過とともに、各グループで賑やかで活発な意見交換が行われ、和やかな雰囲気の中惜しまれつつ盛会のうちに終了しました。
 参加者からは、「各機関の様々な視点で話ができてよかった」、「次回の開催を期待したい」という声をいただきました。今後も、やまがた社会共創プラットフォームが、各機関の分野や地域の垣根を越えて、やまがたをつなぎ、未来を紡いでいく潤滑油となれるよう、様々な取組を行っていきたいと思います。

  • シェア
  • 送る

イベント一覧へ