ホーム > 新着情報:イベント報告 > 2024年10月 > 最上夜学「山形大学開学75周年記念講演会」を開催しました
掲載日:2024.10.17
10月11日(金)、山形県新庄市のニューグランドホテル(山形県新庄市若葉町4-23)にて最上夜学「山形大学開学75周年記念講演会」を開催しました。このイベントは、高等教育機関の無かった最上地域の産学連携の契機作りの場として始まった「最上夜学」と連携し、山形大学の開学75周年を記念して開催されたもので、定員を超える84名の方に参加いただきました。
玉手学長から、山形大学は、最上地域にはキャンパスがなくとも、地元の方々とさまざまな形で繋がりあい、本学にとってはなくてはならないエリアとなっていること、そして今後更に連携を深め、これまで以上に様々な活動を活発に行い、大学の英知を結集して地域課題の解決に貢献したい、とのオープニングスピーチがありました。その後、「野生動物と共存するための科学」と題し、山形大学学術研究院(農学部主担当)江成広斗教授による講演が行われました。講演では、害獣問題をみきわめること、「回避不能な人口減少」を直視して人口減少がもたらす空洞化の連鎖を理解する必要があること、それらを踏まえたうえで問題解決に向けた試案の検討が重要であること等の提言がありました。また、会場には、山形大学開学75周年記念パネル展も併設され、最上地域の皆さんに、山形大学各学部の“変遷と未来”を知っていただく機会となりました。
参加者からは、身近に感じる話題で大変興味深く拝聴しました(製造業管理職)、農山村リ・ジェネレーションセンターの活動にも興味を持ちました(会社役員)、農学部に進学を検討しているので大学での研究につなげていきたい(高校生)、などの意見が寄せられました。
▲挨拶をする 柴崎 渉 山形県最上総合支庁長
▲オープニングスピーチをする 玉手 英利 山形大学学長
▲江成 広斗 教授
▲会場の様子