掲載日：2017.10.19

山形在来作物研究会は山形大学農学部の教員有志が幹事になって2003年11月30日に発足した研究会で、今年で発足15周年を迎えます。ユネスコ食文化創造都市である鶴岡市との共催で公開フォーラムを行います。

第1部はイタリア食科学大学学長のアンドレア・ピエローニ教授から近年ヨーローッパなど海外で話題になっているワイルド・ガストロノミーについてご講演いただく予定でしたが、ピエローニ教授が病気で緊急手術を行わなければならなくなり、来日が難しくなりました。代理としてイギリスとインドから、ピエローニ教授の教え子にあたる優秀な研究者2名に来日していただき、同内容を踏まえてご講演いただく予定です。

なおワイルド・ガストロノミーというのは日本ではまだ聞き慣れませんが、野生の植物やキノコこそ地域の個性をもつ味であり、この食文化を育み発信していこうというムーブメントのようです。山形には山菜やキノコを食べる文化がありますので、海外の動きは興味深いです。またこの講演には日本語の逐次通訳がつきます。

第2部は、昨年在来作物関連の研究会が東北6県にそろったのを機に、それらの代表が初めて顔を合わせて発足や最近の活動などについて情報交換を行うパネルディスカッションを行います。

お問い合わせ

山形在来作物研究会
TEL.0235-28-2829（小笠原、平）、2852（江頭）

• 
• シェア
• 送る