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掲載日:2016.03.08
3月4日、江戸東京博物館を会場に、山形大学特別イベント「藤沢周平の江戸・東京」を実施しました。
これは、本学地域教育文化学部の前身である山形師範学校を卒業した作家藤沢周平の、作品の舞台となった江戸の面影残る東京で、江戸文学・藤沢文学の研究 者による街歩きや落語口演、対談を行うもので、今年で5回目となります。毎年、楽しみにしていただいている方も多い人気のイベントで、今年も募集開始から わずか30分ほどで定員(40名)を超えるお申し込みをいただきました。
第一部は、ナビゲータの山本陽史教授(基盤教育担当)の案内で、江戸東京博物館から両国橋、回向院、吉良上野介邸跡などを巡る町歩き。参加者たちは、現 在の地図と江戸時代の地図を重ね、道路や街並み、またそれにまつわる江戸時代の文化や風俗などの解説を聞きながら、約2キロのコースを楽しみました。
第二部では、落語家の桂伸治師匠をお迎えし、特設の高座で「太鼓腹」と「棒鱈」を時事ネタも交えながら披露していただき、満席の会場は始終大きな笑いに 包まれました。その後の山本教授との対談「生きている江戸」では、落語の起源や都市江戸の実態など多様な質疑応答が行われ大いに盛り上がりました。
大好評の本イベントは来年度も内容を拡大して実施する予定です。