掲載日：2016.04.06

　平成28年4月4日(月)～6日(水）の3日間、小白川キャンパスにおいて、平成28年度新規採用教員研修会を実施しました。

　本研修は、「新規採用教員が、本学の学生教育への取り組み、学生への対応の仕方等について理解を深めるとともに、教員同士が、相互の交流を図ることでそれぞれの悩みや不安を共有しながら解決策の手法を身につける」ことを目的としたもので、11名の教員が参加しました。最終日の6日(水)には講師として落語家の桂伸治師匠をお招きし、「日本の話芸「落語」から学ぶ言語コミュニケーションについて」をテーマに講義いただきました。

　講義は、まず桂師匠による模範演技からスタート。落語界における咄家さんのエピソードを紹介して和やかな雰囲気を作り出したのち、季節に合わせ「長屋の花見」を披露いただきました。巧みな話術に研修会場も引き込まれ、研修生は時におこる笑いの間にも、真剣な表情で師匠の動きに見入っていました。

　後半では、研修生代表が実際に高座に上ってそれぞれが”小咄”を披露しました。実演後には、桂先生から、聴衆を引き付ける話し方や展開、間の取り方などについてアドバイスが送られ、研修生は今後の授業や学生と接する際のポイントを学んでいました。

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