ホーム > 新着情報:お知らせ > 2016年11月 > 山形大学都市・地域学研究所の「寺子屋子ども大学」が2016やまがた公益大賞を受賞(11/11)
掲載日:2016.11.18
山形大学都市・地域学研究所の「寺子屋子ども大学」の活動が、2016やまがた公益大賞を受賞しました。11月18日、同研究所所長の松尾剛次教授が学長室を訪れ、受賞を報告しました。
寺子屋子ども大学は、東日本大震災後、福島県からの避難世帯の子どもを対象に、月1回程度、教員と学生ボランティアが中心に理科教室や音楽教室など特別授業を行っています。2013年に避難者支援としてスタートした活動は、2015年からは山形県内の一般家庭の子どもにも対象を広げ、子どもたち同士の交流の場にもなっています。今年は、大石田町での最上川の川下りや、SCITAセンターで理科体験教室などを行いました。古武道を楽しむ活動や書道体験なども予定されています。
また、避難者の心のケアに取り組むため、臨床心理士と連携して個別カウンセリング事業も行っています。
「やまがた公益大賞」は、公益活動に対する県民の関心を高め、その積極的な参画を促すとともに、NPOをはじめとした県民の公益活動を活性化することを目的に、地域課題の解決に取り組む様々な公益活動を顕彰し、県民に広く紹介するものとして、山形県が実施しているものです。