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第15回産学官連携功労者表彰で科学技術政策担当大臣賞を受賞(9/1)

掲載日:2017.09.04

9月1日、第15回産学官連携功労者表彰の表彰式が東京ビッグサイトで行われ、仲田仁産学連携教授、向殿充浩産学連携教授(両名とも有機エレクトロニクス研究推進本部担当)が科学技術政策担当大臣賞を受賞しました。

選考事例は、「『フレキシブル有機エレクトロニクス実用化基盤技術』の開発に係る産学官連携」。山形大学が中心となって共同研究先企業10社とコンソーシアムを形成し、市場拡大が予想されるフレキシブル有機エレクトロニクスデバイス用の基板・材料・作製プロセスなどの基盤技術を開発。確立した技術を参加企業へ提供することで、同デバイス分野における早期実用化・事業化を推進し、「技術の橋渡し拠点」として産業拡大や新市場の創出への貢献を果たします。折り曲げ可能なモバイル機器など、フレキシブルデバイスの実現には生活環境の大きな変化が期待され、社会的なニーズが高まっています。

授賞式では、松山政司内閣府特命担当大臣(科学技術政策)が挨拶のなかで、「技術をいかにニーズと結びつけて素早く社会実装できるかが重要。教員が全員企業出身者で産業界が連携しやすい拠点を形成し、旧来の産学官連携と一線を画す、企業ニーズ解決型の産学官連携を実現した」と本学の選考事例を取り上げました。続いて各賞の表彰、受賞者講演が行われました。


受賞後、仲田教授と向殿教授は、「大変映えある賞をいただいた。企業が求めるニーズファーストで取り組んできたことが評価されて嬉しいし、これが連携のモデルとして普及してくれれば」と語りました。

産学官連携功労者表彰は、企業、大学、公的研究機関等における産学官連携活動において、大きな成果を収め、あるいは先導的な取組を行う等、産学官連携の推進に多大な貢献をした成功事例に対してその功績を称えることで、我が国の産学官連携の更なる進展に寄与することを目的として平成15年度より毎年1回行われており、本学関係者は3回目の受賞です。

表彰を受ける仲田教授の画像
表彰を受ける仲田教授

表彰を受ける向殿教授の画像
表彰を受ける向殿教授

松山政司内閣府特命担当大臣(科学技術政策)の画像
松山政司内閣府特命担当大臣(科学技術政策)

受賞者講演を行う仲田教授の画像
受賞者講演を行う仲田教授

全体の記念撮影の画像
全体の記念撮影

賞ごとにわかれての記念撮影の画像
賞ごとにわかれての記念撮影

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