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リマで開催された日本ペルー学長会議に参加しました(8/23)

掲載日:2019.09.05

(写真提供:在ペルー日本大使館)の画像
(写真提供:在ペルー日本大使館)

日本ペルー大学長会議が、日本ペルー交流年行事(移民120周年)の一環として、8月23日にリマで開催され、山形大学からは、安田副学長、ロペス・ラリー教授(農学部担当)、坂井正人教授(人文社会科学部担当)が出席しました。本会議の目的は、双方の学長等が、1)2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた大学の役割について意見を交換し、2)2国の大学間の教育研究協力及び、学術交流の更なる深化と、協働のきっかけを作ることでした。参加大学は、日本及びペルーとも12大学で、会議の最後には、8項目の合意事項が、共同宣言として採択されました。

会議は、土屋定之駐ペルー大使(元文部科学省事務次官)の基調講演で始まり、参加大学の学長等がそれぞれの大学の特色を紹介したほか、各大学のSDGsに関する取組を紹介。その後、今後のSDGsの取組に関する意見交換、共同宣言についての協議が行われ、共同宣言が採択されました。

土屋大使は、基調講演の中でペルーでの日本の大学の取組の例として、人文社会科学部のダブルトライアングル事業(DTP)やナスカの研究を紹介されました。山形大学は、参加大学の中では、最もペルーとの交流が活発です。ペルーの6大学と大学間交流協定を締結しているほか、DTPプログラムによる学生の受入や派遣を行っており、さらには山形大学大学院で学ぶペルー出身学生もいます。

会議後には、日本大使館公邸で歓迎の晩餐会があり、参加した学長等が、日本とペルーの大学の今後の学生交流や共同研究に関して熱く意見交換しました。ペルーの多くの大学が山形大学との交流を熱望し、またペルーの大学とのダブルデイグリーに関する有益な意見交換が行われるなど、実りの多い会議となりました。

(写真提供:在ペルー日本大使館)の画像
(写真提供:在ペルー日本大使館)

閉会の挨拶をする安田副学長の画像
閉会の挨拶をする安田副学長

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