ホーム > 新着情報:お知らせ > 2020年09月 > 2020年度後期授業の予定について(前半・後半)
掲載日:2020.09.14
学生の皆さんへ
10月から始まる後期の対面授業に向けて、学生の皆さんは期待と不安が入り混じった気持ちで準備していると思います。現在、山形県内での新型コロナウイルスの感染拡大状況はやや落ち着いていますが、冬季にかけての全国的な動向は誰にも予測ができません。この後期の授業を最後まで全員で学び遂げるために、後期授業を10月から12月までの前半と、来年1月から3月までの後半に分けて、感染防止対策を講じることにしました。
◇ 後期授業の前半(10月~12月)
お知らせしたとおり、キャンパスでの対面授業を通じて、学生の皆さんがお互いに知り合い、教職員と直接交流することで、学びやつながりを深める期間とします。3密を回避するために、履修者が多い授業はオンラインで行うなど、遠隔授業も併用する予定です。
◇ 後期授業の後半(来年1月~3月)
全国的にインフルエンザなどの感染症が流行する時期であること、年末年始で県をまたぐ大規模な人の移動があること、大学入学共通テストなどで多数の受験生がキャンパスに集まる機会があることなど、感染拡大のリスクが事前に予想されます。
しかし、学部や研究科などの最終学年の皆さんには、卒業研究や最終試験などの学びの締めくくりが、他学年の皆さんには期末試験や進級判定などがあり、重要な行事が控えるこの期間に、教育研究活動が感染拡大によって停止されるべきではありません。
そのため、この期間は感染拡大防止対策を強化するために、オンラインに切り替えが可能な授業は、できる限りオンラインで実施します。どの授業がオンラインに移行するかなど、具体的な授業実施計画は、各学部・研究科から皆さんにお知らせする予定です。(その場合でも、成績判定、進級判定、卒業・修了判定などの学事日程に変更はありません。)
3月には、学位記授与式など、人生の大切な思い出になる行事もあります。どのように実施するかは今後の状況を注視しながら速やかに判断しお知らせしたいと考えています。
山形大学では、感染状況に応じて教育や研究などの活動制限を行う事業継続計画(Business continuity planning, BCPと略します)を定めています。10月から12月までは教育のBCPをレベル1として対面の授業を行い、来年1月から3月まではBCPレベル2として主としてオンラインに切り替える予定ですが、国内の感染状況によっては、1月以前にBCPレベルを変更することや更にレベルを高めることがあります。
これから始まるキャンパスライフは皆さんにとって、新たな「つながり」を広める貴重な時間です。大学は引き続き、皆さんを全力でサポートしていきます。困ったことや不安なことがあれば、遠慮なく大学に相談してください。山形大学の学生と教職員が一丸となって感染防止に努め、大切な学生生活と安心・安全な暮らしを守っていきましょう。皆さんのご協力をお願いします。
令和2年9月14日 山形大学長 玉手 英利
これまでの学長メッセージはこちら
▶8月6日:後期の対面授業開始に向けた事前のお知らせ
▶8月21日:対面授業を再開するかの最終決定、方針を大学ホームページに掲載
▶9月上旬:帰省などにより、山形県を離れている学生が、大学に通学するための居所に戻る期日
※健康観察期間として、各学部が実施するオリエンテーションや各自が参加する授業の14日前とします。
※各学部オリエンテーションの日程は以下を、その他自分が通う学部のホームページをご確認ください。
▶9月下旬:各学部後期オリエンテーション開催
▶10月1日:後期授業開始
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況により、予定が中止又は変更になる可能性があります。
2020年前期は、オンライン授業を原則としてキャンパス内への入構を制限する期間も一部設定しました。現在は、山形県内の感染状況を見ながら、オンライン学習環境支援のための教室開放や、卒業研究・資格取得のための研究・教育活動に限定しています。現時点までの、本学キャンパスの感染症対策の一例をご紹介します。
消毒液設置・意識徹底への取り組み(マスク手洗い距離確保など)
▲各入口にアルコール設置
▲目立つ場所にもアルコール設置
▲意識徹底のポスター掲示
オンライン開放教室・研究室の取り組み
▲間隔確保のため一部席を閉鎖
▲教室利用の記録管理を徹底
▲注意を遵守してオンライン学習
▲対面の席にはビニール設置
▲フェイスシールドも活用
▲学生室にパーテーション設置
学生支援(図書館・窓口対応)の取り組み
▲共有PCの利用に消毒徹底
▲PCを一部制限し距離確保
▲文献コーナーも消毒を徹底
▲学生窓口にビニールの仕切り
▲大教室付近にセルフ検温器を設置