掲載日：2021.10.05

　第64回東北吹奏楽コンクール東北大会で６年ぶりの金賞を受賞した山形大学吹奏楽団が、学長室を訪れ、玉手学長と矢作理事に受賞を報告しました。
　学長室で報告を行ったのは、団長の紅花さんと指揮者の及川さん（共に人文社会科学部３年）。コロナ禍で練習場所や練習時間等が限られている中、個人練習からパート練習、そして全体練習と例年よりも練習方法を工夫し、より息の合った演奏を目指したそうです。7月に開催された山形県大会で金賞を受賞しましたが、当時の演奏にあまり満足することができなかった団員たちは、東北大会に向けて、特に集中して、納得できる演奏を目指し練習を行っていました。ところがコロナ禍で東北大会が録画審査となり、県大会参加時の録画によって審査されることとなりました。「県大会後に行った練習の成果が発揮できず悔しい思いがある」と話したお二人でしたが、「このような環境の中で音楽の力を体感できたことが良かった。今後の活動につなげていきたい（紅花さん）」、「このような中でも音楽ができる喜びを感じた。この気持ちを忘れずにいきたい（及川さん）」とその視線は既に前を向いていました。
　玉手学長、矢作理事からは、今後の活動に向けてエールが送られるとともに、何か困ったことがあれば早めに大学に相談してほしいとのお言葉がありました。

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