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本学卒業生のレーサー、大滝拓也さんが学長室を訪問(2/1)

掲載日:2022.02.03

 本学の卒業生で、F1レーサーを目指し活動している大滝拓也さん(2021年工学部卒業)が2月1日、学長室を訪問し、これまでの活動を報告しました。

 山形市出身の大滝さんは、中学2年でレーシングカートを始め、本学在学中は大学生とレーサーの二足のわらじで学業との両立に奮闘してきました。
 2020年には、これまでの戦績が評価され、SuperGTルーキーテストのチャンスを獲得し見事合格。東北人初のGTドライバーとしてメディアで大きく取り上げられました。また、デビュー戦となったSuperGT GT300クラスでは予選2位の結果を残し実力の高さを見せ、デビュー2戦目には3位表彰台を獲得するなど、大きな注目を集めました。

 在学中は試合に集中するために休学した時期もあり、学業とレーサーとの両立に苦労した一方、コロナ禍でオンラインが普及したことで、大学の授業にリモートで参加するなど、より柔軟な形で学業に向き合うことができたと語る大滝さん。「時にはサーキットからオンライン授業を受講したこともありました。無事に卒業できたのは在学中からたくさんの方々にサポートいただいたおかげです」と学生時代を振り返りました。

 現在は、今年11月から始まる来季へのステップアップを見据え、FIA-F4選手権やスーパー耐久24時間レースへ参戦する傍ら、スポンサーの募集活動も精力的に行なっています。「大学の同窓会をはじめ、山形大学関係者の皆様のご支援は大きな力になっており、本当にありがたいです。レース参戦には資金面が大きな課題ですが、ぜひ多くの方に公式サイトやフェイスブックを見ていただき、ご支援いただけたら嬉しいです」と大滝さん。世界最高峰のF1参戦を最終目標に、玉手学長からも激励のメッセージが贈られました。今後のますますの活躍を期待しています。

玉手学長に活動を報告の画像
玉手学長に活動を報告

FIA-F4参戦時の大滝拓也選手
(参戦チームオフィシャルカメラマン提供)の画像
FIA-F4参戦時の大滝拓也選手
(参戦チームオフィシャルカメラマン提供)

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