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バンコク病院との覚書調印式、重粒子線治療における海外からの患者受入体制での連携整備へ

掲載日:2023.06.14

 6月5日、本学部とタイ王国・バンコク病院間において、重粒子線治療における連携に関する覚書を締結しました。
 調印式には、バンコク病院から9名の訪問団が来学し、上野義之医学部長とバンコク病院を経営するバンコク・ドゥシット・メディカル・サービスのプラマポーン・プラサートオソス社長がそれぞれ覚書に署名しました。
 調印式に先立ち、一行は、東日本重粒子センター長の岩井岳夫教授から概要説明を受け、その後同センターを視察しました。世界最小型の回転ガントリー照射装置など初めての重粒子線治療装置に感嘆の声が挙がっていました。
 調印式において、上野医学部長から、「重粒子線治療については、山形県のみならず、他県さらに世界中の方々に対しても治療の機会を提供していきたい。バンコク病院とは、相互理解に基づき協働してタイ王国の医療に貢献できればと考えている。」と挨拶がありました。
 これに対し、プラマポーン社長は、「今回の締結により、タイのがん治療が発展し、がん患者のQOL(生活の質)が向上することを期待したい。」と応えました。
 調印式後は懇談会が設けられ、今後の交流等について活発な意見交換がありました。

覚書に署名した上野義之医学部長とプラマポーン・プラサートオンス社長の画像
覚書に署名した上野義之医学部長とプラマポーン・プラサートオンス社長

施設概要の説明の画像
施設概要の説明

施設見学の様子の画像
施設見学の様子

施設見学の様子の画像
施設見学の様子

訪問団との集合写真の画像
訪問団との集合写真

懇談会の様子の画像
懇談会の様子

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