掲載日：2024.08.21

　8月19日(月)、小白川キャンパスにおいて、山形大学 DX 推進室アイデアソン研修を開催しました。
　開催にあたっては、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社の協力を得て、5名の講師をお招きして実施しました。アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社による研修協力は、金融機関等で数多くの実績があるものの、日本の教育機関においては山形大学が初めてとのことです。
　本研修は、グループワークによるプレスリリース作成をとおして、ステークホルダー目線の新たな企画立案及び業務改善につながる考え方を得ることを目的として実施しました。
　研修では、Amazon社のイノベーションを支えるカルチャーを紹介いただいた後、受講者自身の業務系統ごとにわかれてグループワークを行いました。グループワークでは、仮想ステークホルダー（ペルソナ）の持つ課題の深堀、課題に対するアイデアの創造、それらをもとにソリューション（サービス）を構築し、プレスリリースを作成しました。研修の最後には、グループごとにプレスリリースの発表及び質疑応答を実施しました。
　研修の開始当初は、 Amazon社と大学とのカルチャーの違いから、受講者に戸惑いもあったようですが、研修が進むにつれて、これまでの業務の概念の殻を破り、ステークホルダー目線での業務課題解決策について活発な意見が飛び交いました。本研修には、今年度新たに採用された職員から課長職まで、幅広い層の事務職員23人が参加し、非常に有意義なものとなりました。
　本学では、本研修を契機に、今後もさらなるステークホルダー目線でのDX推進を加速させ、今年度から3カ年にわたる第2次推進計画を実施していきます。

▲講師の松川氏（アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 金融事業統括本部 アライアンス推進営業部 担当部長）

• 
• シェア
• 送る