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県内企業の海外への売り込みに学生が参画しその戦略を提案する魅力あるOnlyOneの授業をしています

掲載日:2024.11.29

 9月9日(月)から9月20日(金)の期間で、JETRO山形及び山形県と連携し、基盤共通教育科目「山形県の製品をグローバルへ売り込む(山形から考える)」を実施しました。
 本授業は、学生がグローバルな視点で県内企業の商品・製品の特色をつかみ、売り込む先の国の状況を調査し、自分で海外へ紹介・売り込むことを県内企業と協議の上、共同企画します。これから海外へ展開したい県内企業と共同作業メンバーの一員になり、いかに海外へ売り込むかというテーマのもと学生がアイデアを出し、最後はワークショップで提案発表します。今年で5年目の開講になります。
 初日の午前中は、初顔顔合わせ自己紹介プレゼンを行い、学部横断での4人の2チーム分けを行い、午後は、山形県の輸出入の現状、海外輸出する基本を学びました。2日目に、今年は、これから海外に商品を売り込みたい企業として、山形県新庄市の伝統工芸品「新庄東山焼」並びに、低農薬栽培りんごジュースの「リンゴリらっぱ」へ、それぞれのチームで訪問し、県内企業の商品・製品の特色をつかみ、現場の見学を行いました。3日目には、既に海外展開されている株式会社石木花を訪問し、会社や商品の説明を受け、現場を見学し、商品の強みをどう売り出しているか、どうブランド化しているかを学びました。
 4日目以降、グループワークでSWOT分析(Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の4つの要因分析)を行い、それぞれの企業のメンバーの一員になり、いかに海外へ売り込むかアイデアを出し、パワーポイントにまとめました。最終日、企業にも参加いただき、どう海外に売り込むか、具体的なブランド戦略の提案、実際に作成したパンフレットやインスタも示して、約30分の提案プレゼンを行い、企業からコメントをいただきました。
 企業からは、「実際に使いたいアイデア」「今すぐにでも取り組みたい」「短期間だがプロさながらの提案」という声があり、参加した学生の皆さんからは、自分の意見が実際にビジネスにも生きることへの手ごたえを感じた、というコメントがありました。県内企業のグローバル化の推進に学生のアイデアもいれて取り組む、また、学生の実践的グローバル教育、そして、学生に地域企業への理解を深めるなど、今年も、地域貢献と実践的教育で、充実した成果を上げることができています。
 今回は、これから海外に商品を売り込む企業である株式会社日々と有限会社新庄東山焼を訪問し、企業見学や職員との意見交換等を行いました。また、既に海外展開されている株式会社石木花に協力いただき、会社や商品の説明を受け、企業の魅力や商品の強みをどう売り出しているかを学びました。

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