ホーム > 新着情報:お知らせ > 2022年04月 > 学生・教職員の皆さんへ:大型連休を迎えるにあたって ~感染防止への注意喚起~

学生・教職員の皆さんへ:大型連休を迎えるにあたって ~感染防止への注意喚起~

掲載日:2022.04.22

 新年度に入り、あっという間に1か月が過ぎようとしています。新入生の皆さんや本学に初めて職場を持った方々、新しい環境の下での生活にもう慣れたでしょうか。

 さて、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的流行)も3年目を迎えています。しかし、次々と変異したウイルス株による感染者の発生が、日本でも世界でもとどまることをしりません。山形県における感染者は、他の都道府県に比較すれば低く抑えられてはいますが、高止まりをしている状況です。

 このような状況の中で、来週4月29日(金)から大型連休に入ります。‘緊急事態宣言’も‘まん延防止等重点措置’も発令されていない状況の中で、大型連休を迎えることになります。人の動き(人流)が、これまでとは比較にならないほど激しくなると予想されています。学生の皆さんも教職員の皆さんも、連休中に居住地を離れ旅行や帰省をしたり、また日頃会っていない人と会ったりと、大いに楽しみにされていることでしょう。

 連休中大いに楽しみ、英気を養ってほしいと思いますが、私たちは、言わずもがなですが、新型コロナウイルスによる感染には常に気を配りつつ行動することを要請いたします。

 公共の場ではマスクを常時着用すること、三密(密集・密接・密閉)を回避すること、多人数・長時間の飲食を自粛すること、毎日体調を観察すること、体調に異変を感じたら他者と接触しないこと、など基本的な感染予防対策を励行してください。

 都市部では家庭内での感染が主要感染経路となっています。本学関係でも、家庭内に感染者が出ると家族全員が感染する事例が多発しています。学生の皆さんは感染しても症状は大したことがないだろうと考えがちですが、おじいちゃんやおばあちゃんなど、高齢者にとって感染はとてもリスクの高いものです。日頃から上記の予防対策を励行し、実家から離れている皆さんが帰省するときは、事前に抗原定性検査キットなどで陰性を確認するなど、細心の注意を払ってください。

 本学は昨年、2度のワクチン職域接種を行いました。これに続き、本学は5月16日(月)の週に3回目のワクチン職域接種を行うこととし、接種希望者の募集を行ってきました。既に募集は締め切られていますが、現在学生の皆さんには追加募集の受付をしております(下記参照)。申し込みをし忘れた方や、事情が変わって接種できるようになった方は、手続きをとるようにしてください。

 前回のメッセージにも書きましたが、現在主流となっている変異株のオミクロン株は、これまでの株と比べて強い感染力を持っていると考えられています。さらに、皆さんの多くが接種した2回のワクチン接種の効果は時間の経過とともに薄れてきていて、接種後6か月ほど経つとほぼ効果がなくなっていることも、感染が広がる原因になっています。3回目のワクチンを接種すると、オミクロン株に感染する確率を60~70%程度下げることができますので、本学で行う職域接種に限らず、地方自治体が行う接種の機会を利用してワクチン接種を行うことを勧めます。

2022年4月22日

新型コロナウイルス感染症対策本部副本部長 理事・副学長 花輪公雄
医学部附属病院 検査部長・感染制御部長         森兼啓太

参照URL

  • シェア
  • 送る

お知らせ一覧へ