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文科省「データ関連人材育成プログラム」に採択(代表機関:早稲田大学)

掲載日:2017.08.29

2017年8月22日、文部科学省平成29年度データ関連人材育成プログラムに、早稲田大学を代表機関とし、国内外の産官学金融各界から24参画機関、12連携機関で構成する「高度データ人材育成コンソーシアム(仮称)」が採択されました。

データ関連人材育成プログラムとは

日本が第4次産業革命を勝ち抜く上で求められるデータ関連技術(AI、IoT、ビッグデータ、セキュリティ等)を高度に駆使する人材(高度データ関連人材)を発掘し、関連する知識・スキルの習得に加えて、キャリア開発までを一貫して行う取組を支援し、高度データ関連人材の活躍を促進し、データ利活用社会のエコシステム構築への貢献を目指しています。今回の公募では13機関が1次エントリーに応募し、うち4機関(4コンソーシアム)が採択されました。本事業の特徴は、①研究活動を通じて高度なデータの扱いに親しんだ博士課程学生や博士号取得者等(博士人材等)を対象とし、②企業や大学等が人材の発掘・育成・活躍促進を目的としたコンソーシアムを形成、③インターンシップやPBL(課題解決型学習)等の実践的な研修プログラムを開発・実施することです。

本コンソーシアムの特長

本コンソ―シアムは、代表機関と参画機関から成るコンソーシアム運営協議会により運営され、連携機関の協力のもと、博士人材等のデータ関連スキルを強化しつつ、将来の博士課程学生候補である学部・修士学生やキャリアモデルとなる社会人も巻き込むカリキュラムを提供します。Society5.0の核となる先端技術開発や融合ビジネスの現場などに人材輩出するため、協賛金等を活用した自立可能なスキームを確立し、人材不足の深刻化が見込まれる先端IT人材を8年間で680人輩出することを目指しています。

  • 幅広い領域の博士・ポスドク人材育成
    • 文系・理系の博士・ポスドクにさらなる価値付与
    • 重点5分野を中心に幅広い業界をターゲット
    • 女性の多様なキャリアデザインに貢献
  • 一貫した総合的キャリア支援
    • 掘り起こしから就職までの一貫した支援
    • 具体的人材像に基づく受講計画作成
    • 学部・修士学生の博士課程進学への意識付け
  • 徹底強化する相補的・相乗的連携
    • 産官学金融連携・海外連携
    • 分野間相補的・相乗的連携
    • 教育・研究の両輪連携
    • 基礎・基盤・応用技術連携

代表機関・コンソーシアムの体制と役割の画像
代表機関・コンソーシアムの体制と役割

人材育成方針・教育カリキュラム・人材輩出の画像
人材育成方針・教育カリキュラム・人材輩出

山形大学 学長コメント

山形大学は、地域活性化の中核機関として、理・工学を中心とする様々な分野の博士人材等へのデータ関連の実践的教育を、早稲田大学のご協力をいただき展開していきます。さらに、コンソーシアムと連携し、学生から社会人までを対象とした地域が求める独自の実践教育プログラムを開発し、南東北におけるデータ関連人材育成とキャリア開発に関わるエコシステムのハブを形成していきます。

学長  小山 清人

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本件に関するお問い合わせ

山形大学 理事特別補佐 高橋辰宏
TEL.0238-26-3585 E-mail:effort★yz.yamagata-u.ac.jp

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