ホーム > 新着情報:プレスリリース > 2021年06月 > 凍霜害アラートシステム・コンテストを開催 ~私たちは、果樹栽培をデータで支援します~
掲載日:2021.06.14
本件のポイント
概要
上山市は、上山盆地とよばれる中山間地域に園地が点在し、夜間の冷気の影響により、作物が凍霜害の被害に遭いやすい地域でもあります。上山市では、市内の園地環境データをスマートフォンで確認できる果樹栽培支援システム(かるほく)を運営しています。現在、翌朝の低温を注意喚起するアラート機能サービスを運用していますが、より精度が高く、生産者の対策作業に合わせたアラートシステムへのバージョンアップが望まれています。
山形県の大学生/高校生の皆さんの力で、地域の課題解決に挑戦いただきたく、凍霜害アラートシステムのコンテストを開催します。優れた作品は、かるほくに実装し上山の作物栽培の課題解決に貢献できます!
プレスリリース資料はこちらをご覧ください。
コンテストについて
協賛:(株)フェイバーエンジニアリング、(株)シンフォディアフィル
共催:山形大学データサイエンス教育研究推進センター、かみのやまブランド推進協議会、かるほく未来創造Lab
説明会について
コンテストの内容や実施方法に関する説明会を下記にて開催します。興味のある方は、気軽に説明会に参加ください。
果樹栽培支援システム(かるほく)
上山市と山形大学の奥野貴士准教授(生物物理学)が開発したスマートフォン向けのアプリケーション。市内の園地数カ所に定点カメラを設置し、撮影した果実画像と気象などのデータを大学が解析し、より良い収穫のタイミングをグラフなどで伝えることで最適な収穫期がわかるほか、霜害アラート機能などにより、市内農家の良質な果物の生産をサポートする。