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えいごであそぼう ~学生による幼稚園での英語遊びと幼小中一貫した英語教育~

掲載日:2021.08.12

本件のポイント

  • 小学校学習指導要領が改訂され、中学年に「外国語活動」、高学年に「外国語科」が新たに導入され、小学校の英語教育への期待が高まっている。
  • このような背景を踏まえ、本附属学校園では、幼児期からの英語遊びをスタートに、幼小中一貫した英語教育への取り組みを進めている。
  • 幼稚園での英語遊びは、教員を目指す本学の大学院生が講師となって定期的に実施。幼児が英語に慣れ親しむことに加え、学生の指導力向上が期待される。

概要

 本附属幼稚園では、時代の変化に対応した特色ある保育として、グローバル化への対応、健康・食の推進、自然科学への関心の醸成をねらいとして、本学を中心とした専門性の高い人材による3つの保育ワークショップ(「ふようキッズくらぶ」)を以下のように実施しています。
【ワールドくらぶ】 英語に親しむ活動、外国の人や文化にふれる活動
【げんきくらぶ】  誕生会での栄養指導、食育指導、体や命の指導
【わくわくくらぶ】 科学実験、音楽鑑賞
 今回の「えいごであそぼう」は、「ワールドくらぶ」に位置付けている取り組みとなります。昨年度から、本学佐藤博晴教授の研究室の大学院生を講師として定期的に行っており、今回は以下のように実施します。
1 ねらい
 英語を用いた歌やダンス、遊びなどの体験を通して、楽しみながらコミュニケーション能力の基礎を育み、小学校・中学校への英語教育へとつなげる。
2 日 時
 令和3年8月20日(金) 午前11時30分~正午
3 場 所
 本附属幼稚園遊戯室
4 内 容
 本学で英語教育を中心に学ぶ大学院生数名が講師となり、年長児30名と英語遊びを行います。英語の歌を歌ったり、英語の曲に合わせてダンスを踊ったりするなど、体を動かしながら英語の音声に慣れ親しんでいきます。また、簡単な英単語を使って楽しみながらゲームを行うことで、英語への興味を高めていきます

詳しくはこちら(プレスリリース)をご覧ください。

幼児期の特性を踏まえた英語遊び

 幼児教育は「環境を通しての保育」が基本です。幼児は、遊びの中でさまざまな環境(人、モノ、コト)と関わりながら学んでいきます。英語教育においてもこの特性を生かし、歌やダンス、ゲームなどの「遊び」を中心とすることで、活動をスムーズに展開することができます。
 また、この時期は新しいものに対する抵抗が少なく、楽しいと感じたことに興味や関心を高めていきます。このような幼児期の特性を生かし、早いうちから英語に慣れ親しみ楽しさを味わうことで、小学校以降は自ら進んで学びを深めていくことが期待できます。
 今後は、これまでの取り組みの成果や課題を踏まえ、幼児期と小学校低学年の英語教育カリキュラムを作成し、より充実した学びにつなげていきたいと考えています。

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