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2021年度「奥の細道マイスター養成講座【教養講座】」 受講者募集

掲載日:2021.11.04

本件のポイント

  • 2021年度「奥の細道マイスター養成講座【教養講座】」の受講者募集を開始します。
  • 今回受講者を募集するのは「教養講座」です。奥の細道を幅広く学びたい方向けの講座になります。
  • 教養講座の受講料は8,000円、講義はオンラインで行います(見逃し配信有)。受講受付は12/27(月)まで。

概要

 「奥の細道マイスター養成講座【教養講座】」の受講者を募集します。奥の細道を幅広く学びたい方向けの教養講座になります。旅に出ることがままならない今、芭蕉の旅を追体験しながら、東北地方の歴史と文化を学び、東北だけでなく日本に住む私たちのアイデンティティを再確認することは、今だからこそ必要な学びだと考えます。山寺芭蕉記念館のボランティアガイドを志す方には「ガイド認定講習」(申込・受講料別途)もご用意しております。教養講座の受講料は8,000円、講義はオンラインで行います(見逃し配信有)。専用フォームからお申込みください。

プレスリリース資料はこちら

【講座の概要】
「芭蕉みちのくの旅を学び 東北の歴史と文化の語り部に」
 海外旅行はおろか、日本国内の移動も自由にできなくなり、2年の歳月が過ぎようとしています。新型コロナウイルス感染症が流行する前に気軽に行けていた「旅」が、私たちの生活にたくさんの喜びと刺激を与えてくれていたことに改めて気づかされました日々でした。
 332年前、現代とは異なる困難を乗り越えて東北地方を巡った松尾芭蕉にとって、旅がいかなるものだったかは、『奥の細道』という不朽の名作によって知ることができます。旅に出ることがままならない今、芭蕉の旅を追体験しながら、東北地方の歴史と文化を学び、東北だけでなく日本に住む私たちのアイデンティティを再確認することは、今だからこそ必要な学びだと考えます。そして、自分が身に着けた知識をさまざまな人々に伝え、交流する喜びを得られるボランティアガイドの養成を行います。
 本講座は奥の細道を幅広く学びたい方々向けの「教養講座」と、山寺芭蕉記念館のボランティアガイドを志す方向けの「ガイド認定講習」の二つのプログラムを実施します。「教養講座」のみの受講も可能です。山形大学の教員が特別な教材を用意し、ガイド講習ではマンツーマンでの指導も行います。
 ご参加いただいた皆さんが、松尾芭蕉をとおして、東北の歴史と文化の魅力を知り、伝える喜びに触れる機会をもつことを目指しています。
【講師】山形大学教授 山本陽史(日本文学)、山形大学准教授 佐藤琴(博物館学、日本美術史)
【場所】オンライン(Zoom)
【対象】一般・大学生・高校生
【定員】150名
【受講料】8,000円 
【受講受付期限】2021年12月27日(月)
【お申し込み方法】専用フォームからお申し込みください。

【プログラム】
・教養講座 奥の細道を幅広く学ぶプログラム
1日目 2022年1月8日(土)
10:15~11:00 江戸時代の俳句と明治以降の俳諧はどう違う?|山本陽史 
11:15~12:00 松尾芭蕉の文事|山本陽史
13:00~13:45 「松島の月心にかかりて」奥の細道の旅のきっかけとなった松島とは|佐藤琴
14:00~14:45 奥の細道はどんな旅だったか1 江戸~岩沼|山本陽史 

2日目 2022年1月9日(日)
10:15~11:00 奥の細道はどんな旅だったか2 仙台~象潟|山本陽史
11:15~12:00 奥の細道はどんな旅だったか3 新潟~大垣|山本陽史
13:00~13:45 多賀城碑を見て涙した松尾芭蕉|佐藤琴
14:00~14:45 与謝蕪村筆「奥の細道図屏風」絵画にみる「奥の細道」受容|佐藤琴
14:45~15:00 山寺芭蕉記念館ボランティアガイドについて|奥の細道マイスターの会

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