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地域の記憶「共創」アーカイブをはじめます~第一弾は「三浦新七関連絵葉書アーカイブ」~

掲載日:2022.05.12

本件のポイント

三浦新七関連絵葉書の画像
三浦新七関連絵葉書

概要

 三浦新七(みうらしんしち)(1877~1947)は山形県山形市出身。両羽銀行(現在の山形銀行)の頭取や東京商科大学(現在の一橋大学)の学長を務めた人物です。当館には、三浦新七が収集した古文書が「三浦文庫文書」として寄託されており、研究や展示に広く利用されてきました。
 2021年(令和3)12月には三浦新七がドイツ留学時代に交わした絵葉書2119点が新たに寄託されました。三浦新七はライプチヒ大学・ベルリン大学・ミュンヘン大学の3大学で1903年から9年あまり学び、その後の日本を支える人びとと交流しました。これらの貴重な資料を広く活用していただくためにデジタルアーカイブを構築し、公開します。また、附属博物館において実物の展示も行います。
 本事業は山形大学附属博物館が構築をすすめる「地域の記憶「共創」アーカイブ」の一つです。今後も山形の歴史文化を伝える貴重な資料を、皆さんが活用できるアーカイブ構築をすすめていきます。

 詳しくはこちら(プレスリリース)をご覧ください。

アーカイブ構築はやまだい未来へつなぐプロジェクトで

 「地域の記憶「共創」アーカイブ」は山形市中心市街地の江戸時代から現代までの変化を、資料と写真、オーラルヒストリー(人々の証言)、博物館が収集してきた資料などをデジタル化してインターネット上で共有することで、山大生が地域に愛着を持つきっかけとなることや、まちづくりに取り組む方々に役立てることを目的としています。本年度は附属博物館の収蔵資料のアーカイブ化を進めるとともに、授業を通して学生が街の記憶の収集を行います。その成果は報告会などで還元するとともに、年度内にアーカイブ化して公開することを目指します。
 本アーカイブは山形大学附属博物館が主体となり推進していきますが、さまざまな方々の協力なしには実現しえないものです。皆様のご支援をよろしくお願いします。

絵葉書の実物展示

 三浦新七関連絵葉書寄託記念 ドイツ留学と日露戦争
 会期:2022年5月16日(月)~7月29日(金)
    5月16日(月)、5月17日(火)は14時から開館

 詳しくはこちらをご覧ください。

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