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トチノキをテーマにした公開講座を開講 ~「SDGsにも繋がるトチノキ林を背景にした江戸期以降の行沢集落における民俗生態誌」~

掲載日:2022.06.02

本件のポイント

  • 東北地方や中部山岳地域において、トチノキという落葉広葉樹の実が縄文時代以降現代に至るまで如何に利用されてきたかを学ぶと共に、庄内地方でトチノキを守り利用してきた人々の生活文化を学びます。
  • 鶴岡市行沢地区で現在も行われているトチノキの実(トチの実)の採取活動とその利用について解説し、江戸時代からSDGsを先取りした活動が行われてきたことを解明します。
  • 講師は本学の八木浩司名誉教授と石垣和恵准教授。

概要

 東北地方や中部山岳地域において、トチノキという樹種の実が縄文時代以降現代に至るまで如何に利用されてきたかを学ぶと共に、庄内地方でトチノキ林を守り利用してきた人々の生活文化を全2回の講義で解説します。
 第1回「トチノキとトチノキの実の利用史」では、トチノキの生育する場所の地形的特徴や基層文化としてのトチノキの実の利用の歴史について解説します。第2回「旧朝日村における栃餅づくりとその背景」 では、鶴岡市行沢(なめさわ)地区背後の共有林についての研究を紹介すると共に、行沢地区で現在まで続くトチの実の採取活動とその利用について解説します。

 詳しくはこちら(プレスリリース)をご覧ください。

開催要項

日 時 /
 第1回:令和4年7月1日(金) 18:00〜19:30
 第2回:令和4年7月2日(土) 15:00〜16:30
会 場 / 山形大学小白川キャンパス人文社会科学部1号館103教室
およびオンライン(Zoomウェビナー)
参加費 / 500円
対 象 / 一般・学生
定 員 / 対面は30名
講 師 / 八木浩司 名誉教授、石垣和恵 准教授(地域教育文化学部 主担当/専門 家庭科教育学)
プログラム /
 第1回「トチノキとトチノキの実の利用史」
 第2回「旧朝日村における栃餅づくりとその背景」
申し込み /下記のホームページよりお申込みください(申込締切:6月26日(日))
      https://www.y-ex.jp/extension/post-29.html

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