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公開講座「国民国家を考え直す」 ~ナショナリズムと多文化共生は両立できるのか?~

掲載日:2022.08.04

本件のポイント

  • 世界各地で民族紛争や国境紛争が絶えません。その背景には、国家 モデルが抱える構造的な問題があります。
  • 近代国民国家形成の歴史を制度と文化の両側面から再検討するとともに、複数の事例を通して多文化共生論の課題と可能性を探る、人文社会科学部の公開講座です。
  • 講師は本学人文社会科学部の、歴史や法律、政治など様々な専門領域の教員5名が担当します。対面とオンラインで開講し、見逃し配信も行います。

概要

 世界各地で民族紛争や国境紛争が絶えません。その背景には、国民国家(ネーションステート)という国家モデルが抱える構造的な問題があります。国民国家では、国民(ネーション)の同一性を強調する傾向が強く、しばしば文化的本質論や排他的ナショナリズムが生まれ、マジョリティとマイノリティの間、隣接する国々の間で民族主義的対立が起こります。それでは、国民国家はいかにして多民族、多言語、多宗教が共存する空間をつくることができるのでしょうか。本講座では、近代国民国家形成の歴史を制度と文化の両側面から再検討するとともに、複数の事例を通して多文化共生論の課題と可能性を探ります。

 詳しくはこちらをご覧ください。

開催要項

日 時 /    第1回:9月13日(火)  天野尚樹 准教授(専門 ロシア史・境界政治史)
       第2回:9月20日(火)  小幡圭祐 准教授(専門 日本近代史)
                第3回:9月27日(火)  今村真央 教授(専門 東南アジア史)
                第4回:10月4日(火)  源島穣 講師(専門 行政学・福祉国家論・現代イギリス政治)
                第5回:10月11日(火)  丸山政己 准教授(専門 国際法)
                ※講義時間は全て18:30~20:10 ※全員が人文社会科学部 主担当
会 場 /    山形大学小白川キャンパス人文社会科学部1号館103教室およびオンライン(Zoomウェビナー)
受講料 /    2,000円 ※支払い時、別途手数料(275円)がかかります。 ※学生(高校生以上)は無料
対 象 /    一般・学生(高校生以上)
定 員 /    対面は60人
申し込み / こちらからお申込みください(申込締切:9月8日(木))

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