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旧米沢高等工業学校のレインボーライトアップで性の多様性PR ~県内初の「やまがたカラフルパレード」との協働、LGBTQの理解促進~

掲載日:2022.10.06

本件のポイント

  • 山形大学米沢キャンパス旧米沢高等工業学校本館(重要文化財)を性の多様性のシンボルカラーである「赤、橙、黄、緑、青、紫」の6色にライトアップする。
  • ライトアップは、山形県内で初めて行われるLGBTQに関するパレード(やまがたカラフルパレード)とのコラボレーション。
  • 「山形大学における多様な性に関するガイドライン」の周知も行い、誰しもが、自分らしく大学生活を、自分らしく社会生活を送れる社会の実現へのサポートを表明する。

概要

 2022年10月29日から3日間、山形大学米沢キャンパス旧米沢高等工業学校本館(重要文化財)が性の多様性のシンボルカラーである「赤、橙、黄、緑、青、紫」の6色にライトアップされる。10月30日(日)に山形市内で行われる「やまがたカラフルパレード」とともに、性の多様性への理解を促す試み。ライトアップの時間は、17時から22時。
 山形大学では、2021年2月に「山形大学における多様な性に関するガイドライン」を公開した。また、教職員向けの研修で、多様な性があること、性的マイノリティの当事者が直面する悩みや困りごと、当事者ではないが周囲ができることなどを考える機会を設けている。しかし、学内でもガイドラインの存在を知らなかったという声も多く、周囲の無理解から学生や教職員が悩みを抱えやすい現状がある。
 山形大学では、セクシュアリティに関する個別相談の他にも、多様な性について語り合える場「カラフルCafé」を小白川キャンパスと米沢キャンパスで開催している。誰ひとり取り残さない社会の実現に向けて、様々な方面から多様な性の理解促進を試みる。  
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背景

 多様な性の理解促進に関連し、自分らしく生きられる人や、理解者を増やすことを目的に、山形県内では初めてのLGBTQなどのパレードが10月30日に開催を予定されている。いわゆる性的マイノリティに対する偏見、差別、無理解、ハラスメントは、多様な性の理解者を増やすことで減じることができる。レインボーライトアップは6月(プライド月間)や12月の人権強化月間に行われることが多いが、今回は下記のパレードにあわせた形で行うことが決定した。

やまがたカラフルパレードについて

目的:「多様な性」がより尊重される山形をつくっていく
日時:2022年10月30日(日) 14:00 パレード開始
スタート:山形市 第二公園(山形県山形市十日町4丁目)
ゴール:文翔館前広場(山形県山形市旅篭町3-4-51)
パレードの情報:パレードの情報については、ツイッターのアカウント(@yamagataparade)から随時発信
やまがたカラフルパレード実行委員会には、山形大学の学生や教員も参加している。

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